「仕事の成功」と「家族の幸せ」。

3月最後の日曜日。今日は長男のヒップホップのリハーサルがあり、西早稲田の会場まで送って行った。

その後、妻と1歳2か月の次男と僕とで、いつものスーパーに来たのだが、その途中ギャンギャン泣き騒いでいた次男は、スーパーの駐車場に着くと、眠ってしまった。

昨日で満50歳。僕が子供の頃と比べて、今の50歳は格段に若いが、やはり、その数字の意味は大きい。

ここ10年、誕生日のプレゼントなどくれたことの無かった妻も、さすがに考えたのだろう。想定外にもプレゼントをくれた。

30代までの僕は典型的な「Live to work」で、仕事での成功が僕の人生の95%だったが、子供できてから、僕は大きく変わった。

確かに仕事での成功は大切だが、本当に大切なことは、何かに「挑戦する姿」を見せることで、子供に「人生で大切なもの」、そして「自分らしく生きる」とはどういうことか?を身を以て教える、そのための手段でしかないと思うようになった。

とある仕事で、とある方から「内部の改革(イノベーション)ができずに、どうやって外部の改革を推進できるでしょうか?」というコメントを頂いたことがある。

「家族の幸せ」を大切にできない人間が、仕事で関わる人たちの幸せやより良い社会の実現を主張しても、それは「詭弁」だろう。

「日常の些細なこと」こそ「大切」だと思うようになった。