ソーシャルメディアの勉強会と「自分の仕事」。

最近はネット系の集まりに出掛けると、上から数えて何番目?という年齢になった。

今日は、法政での授業の後、ビートレンドというモバイルマーケティングでは老舗のベンチャー企業が主催する勉強会に参加させていただいた。

ビートレンド社長の井上さんとは、僕がインタースコープを経営していた頃からの付き合いで、インターネットリサーチ業界を発展させるために設立した「インターネットリサーチ研究会」を一緒に運営してきた同志でもある。

今日の勉強会のテーマは、「ソーシャルとスマートフォンで日本のマーケティング・コマースはどう変わるのか」。

冒頭に井上さんからソーシャルメディアとスマートフォンに関する統計データの説明があり、それをもとに、いくつかのグループに分かれて、それぞれのテーマについて議論をした。

因みに、僕が所属したグループのメンバーは、ビートレンド井上さん、D2コミュニケーションズ宝珠山さん、博報堂DYメディアパートナーズ永井さん、フューチャーシステムコンサルティング社内ベンチャーとして設立されたザクラ鈴木さんという豪華メンバー。

ソーシャルメディアとスマートフォンの普及で、CRMというアクティビティはどう変わるのか?

それぞれの立場と知見から、とても有意義な議論が展開された。

内容は帰宅後のビールでほろ酔いなので割愛させていただくが、僕にとって新鮮だったのは、僕以外の4人は全員、企業をクライアント(顧客)にマーケティングサービスを提供している立場にいるということだった。

そんなことは当たり前でしょう?と思われるだろう。そのとおりである。

しかし、インタースコープをYahoo! JAPANに売却した後の僕は、スポットの仕事は別として、基本的には若いベンチャーの発掘と育成が主戦場であり、また、法政のMBAでは社会人学生の方々に「起業とは?」という観点での指導を仕事としており、企業のマーケティング課題に対するソリューションを提供されている方々との議論は、とても新鮮だった。

今日の議論はとても勉強になったと同時に、僕は今の仕事、つまり、それが起業家だろうがMBAで学んでいる人達だろうが、才能溢れるこれからの人達を発掘し育成することが好きだということを再認識した。

今日はそろそろおやすみなさい。