初めての「大学院」と「修了式」。

今日は、法政大学専門職大学院イノベーション・マネジメント研究科(通称イノマネ)の「修了式」があった。

兼任講師の僕には出席の義務はないが、この一年間、かなりのエネルギーと時間を注いだ社会人学生の方々の「晴れ姿」を一目見たいと思い、参加させていただいた。

本来であれば、武道館で学部生と院生との合同の卒業式、修了式があり、その後は、市ヶ谷の私学会館で祝賀会があるはずだったが、未曾有の震災の影響で中止となり、イノマネの校舎で行われた。

イノマネは7年前に開校された新しい大学院で、設立後数年は「定員」に達せず、とても苦労をしたと聞いている。

その苦労を乗り越え、今年は見事に「定員」以上(休学から復学した方々も含まれる)の学生の方々が「修了証書」を胸に卒業(修了)されていった。

修了生の中には、中国、韓国、モンゴル、南米、中東からの留学生も多数含まれており、国際色豊かな修了式だった。

さて、その「イノマネ」だが、今日の修了生の方々の挨拶やこの一年の学生の方々との接触を通じて、彼・彼女達には法政大学大学院ではなく、「イノマネ」という「Identity」が生まれていることを、改めて実感した。

慶応大学湘南藤沢キャンパス(通称SFC)の学生&出身者は、慶応ではなく、SFCというIdentityを持っており、尚かつ、起業する人が多いが、イノマネも文字通り、Innovation Manegement を実践して欲しい。

大学院を出ているわけでもない僕が大学院の修了式に出席させていただき、尚かつ、兼任講師(外部講師)として祝辞まで述べさせていただいたことを、とても光栄に思う。

僕自身の「生き方」を以てレクチャーとするべく、今までのトラックレコードに甘んじることなく、新しいトラックレコードを創っていくことで「日本の復興」に貢献したい。