女性のキャリアと生き方を考える。

いつもは、僕の日常生活で感じたことや起業やベンチャー企業経営、政治・経済等のトピックスを書いているが、今日のエントリーでは、今年4月から兼任講師としてお世話になっている法政大学ビジネススクール(イノベーション・マネジメント研究科:通称イノマネ)のオープン講座に関する案内をさせていただきたい。

法政イノマネでは、今年7月から、シリーズ企画(計4回)として、「女性のキャリアと生き方を考える」をテーマとしたオープン講座(女性限定!)を開催してきたが、来月(12/3)は、その最終回

今までの回を簡単に振り返ると、

第1回:株式会社アップウェブ 代表取締役 藤田尚弓さん

「地方警察署勤務→結婚退職→フラワーショップを開業→離婚→銀座ホステス→警備会社で営業管理職→ネットビジネスで起業」と波瀾万丈の人生を歩んでいる彼女のリアリティのあるキャリアと生き方に関する話。

第2回:株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役社長 神原弥奈子さん

学習院大学大学院修了後、そのまま起業(ウェブ製作会社)。故伊丹十三監督と一緒に仕事をする。→結婚・出産→ニューズ・ツー・ユー(Net PR)を起業。ご主人もベンチャーの経営者であり、ふたりとも多忙を極める中で、どのようにキャリア(仕事)と私生活を両立させてきたのか?そのコツを語っていただいた。

第3回:ファイザー株式会社 西東京医薬支店 支店長 草野 弘子さん、エスティ ローダー株式会社 AVEDA マーケティング部部長 渡邉 由佳さん

MBAホルダーであり、日本社会ではまだまだ数少ない「女性管理職」として活躍されているおふたりに、MBAがご自身のキャリアにもらたした「インパクト」は何か?と「男社会」で生き残る?ための秘訣を、本音トークのセッションとして展開していただいた。

そして、第4回(最終回)の今回は、リクルートで就職情報誌や旅行雑誌「じゃらん」の事業部で働いた後、大学院に進み「観光学(近代における日本旅館の成立と変遷)」で博士号を取得され、現在は大学で教鞭を執られている「大久保あかね」さんをゲストにお招きし、これまでのキャリアについてお話を伺う。

また、ご自身の専門分野の「日本における観光業のあり方(事業構造)」に関する展望もお聞きしたい。

尖閣諸島、北方領土、そして、朝鮮半島での紛争リスクが発生し、政治的安定や安全保障問題抜きには「経済」を語ることができない現実を再認識させられたが、これからの日本経済発展の大きな要素のひとつである「観光」というテーマについて、大久保さんの示唆に富んだお話が聞けることを僕自身、楽しみにしている。

師走に入り多忙な時期ですが、お時間の許す方は是非いらして下さい!