「セナ v.s. プロスト」&「キム・ヨナ v.s. 浅田真央」

ここ数年、公私ともに密な付き合いのドリームゲートの松谷さんが出演するということで、年甲斐も無く?「朝まで生テレビ」を観ていたお陰で、土曜日は体力的にキツい一日だった。

それでも、渋谷でランチを食べた後、1年半ぶりぐらいに「子供の城」に行き、子供と一緒に遊んだ。

途中で、孫泰蔵さんのTwitterにあったNew York の写真を我が子に見せたところ、「どうして、New Yorkは夜なの?」という質問を受け、「地球儀を買ったら教えてあげるよ」と答えたところ、「地球儀が欲しい」となり、以前から買ってあげようと思っていた地球儀を急遽、買いに行くことになった。

その前に「入院中」だったクルマを取りに行き、妻が iPhoneで検索した「地球儀専門店」で、我が子にとっての「My First 地球儀」を買った。

店内で、地球の自転と太陽の位置関係を説明し、何故、New York が夜なのかを教えた。

ところで、先程まで、NHKで「フィギュアスケート特集」を見ていたが、女子も男子も「総合力」というか、「完成度」が問われる競技なんだということが、よく分かった。

でも、浅田真央ちゃんの「トリプルアクセル×3回」は「神の領域」であり、それに対する「加点」がもっとあって然るべきという想いもまた、強くなった。

そして僕は、F1の「セナ v.s. プロスト」の時代を思い出した。

中嶋悟が「僕が言うのは不遜かもしれないけど、プロストの走りはイメージできる。でも、セナの走りはまったくイメージできない」と言っていたが、ポールポジションとファステストラップの獲得数では断トツのトップだったセナに対して、優勝回数ではトップだった(戦歴が違うので一概には比較はできない)プロストという構図が、フィギュアの世界でも当てはまるのだろうと思った。

その「速さ」と「才能」においては、セナとプロストを論じる意味はないことは、誰でも知っていたことである。

しかし、F1であれば「タイム」だし、フィギュアであれば「スコア」を争う競技だということだ。

僕がテレビの映像を見ながらどんなに心を動かされようが、ブログで何を書こうか、それこそ、真央ちゃんの心境は想像すらできないが、4年後のソチでは「(目指すのは)金メダルしかないんですけど」と言っていた彼女が、バンクーバーでの雪辱を晴らすことを祈ろうと思う。

因みに、バンクーバーには2度ほど行ったことがある。とてもキレイで「おとぎ話」の中にでもいるような錯覚さえ覚える街である。

僕には、ちょっと刺激が足りないけど・・・。

追伸:浅田真央ちゃんが踊った「鐘」は、圧倒的存在感のある曲だ。その曲にのって踊る19歳の真央ちゃんの表情が、印象的だった。