5連休の初日、子供の体調がいまひとつで、保育園を休ませた。
調子が悪いと言っても、鼻水が出るのと、やや熱が高めというだけで、あとはいたって元気であり、昼食を兼ねて、近所の公園に出掛けた。
都会のマンション暮らしだと、普段は3輪車に乗せる機会がなく、公園で3輪車で遊ばせた。両足で漕ぐことは、脳の発達にいいらしい。
お昼を食べた後、また、公園で遊んでいると、入れ替わり立ち代り、いろんな子供達がやってくる。
ある兄弟が、「蝉の脱殻」を探して遊んでいるのが気になったらしく、我が子も、その「お兄ちゃん達」について、蝉の脱殻を探し始めた。
最初は、相手にしてもらえなかったようだが、そのうち、自分でも探せるようになり、一緒になって遊んでいた。
僕が子供の頃は、近所のお兄ちゃん達に混じって遊びを教えてもらっていたわけで、都会であっても、今の世の中であっても、子供の本質は変わらない。
そういう触れあいの中で、ケンカをしたり、仲直りをしたりしながら、子供は、社会性を身につけていくのだろう。
「過保護」はイケナイ、ということを感じた瞬間だった。