創り出したい未来。パート2

時代の曲がり角だからなのだろうが、最近、自分以外のベンチャー経営者の相談にのることが多い。

その内容は例外なく、事業領域をどうするか?ビジネスモデルをどう変えるか?等、自社の「事業の定義」に関することである。

これも例外のないことだが、ベンチャー企業の場合、創業経営者の「人格」や「価値観」以外に、その会社のベースになるものはない。

要するに、何のためにビジネスをしているのか?何を成し遂げたいのか?ということであり、彼・彼女の「人生と向き合う(向き合ってもらう)」ことが不可欠になる。

同時にその「問い」は、自分自身にも向けられることになる。

「情けは人のためならず」というが、自分の人生だけでなく、他人の人生も含めて考えることにより、自分の「興味関心」の「源泉」が分かってきたりする。

自分と向き合っているつもりが、まだまだ、その深さが浅いのだろう。

「人生には、立ち止まって考えることが必要な時期がある」。

ある方が仰っていた言葉の意味が、少しだけ、分かってきたような気がする。