政治にマジックはない。

「予想通り?」と言ってしまえばそれまでだが、日本は大きな選択をした。

「308」という議席数も重要だが、「当選者の中身」に、今回の選挙の意味が隠されているように思う。

自民党は「当選5回」以上が「59.7%」なのに対して「民主党」は「16.6%」。

そして、民主党の「平均年齢49.4歳(自民党:56.6歳)」という若さのとおり、政治の世界にも「世代交代」が起きたのだろう。

一方、政治家に何かを期待するのではなく、国民のひとりひとりが、政治家を動かす気概を持つことが大切である。

英国のサッチャー元首相曰く、「政治にマジックはない」。

そして、「自助論」のスマイルズが言うように、「国家は子供部屋から生まれる」のだと思う。

「家庭」は「社会の結晶」であり、国民性の核を成している。

僕自身を含めて、「自助の精神」を忘れないようにしたい。