クルミドコーヒー。

僕もまだその全容は理解していないが、ドリームゲートの選考委員をご一緒させていただいている影山さんが経営しているコーヒーショップの名前が、「クルミドコーヒー」というらしい。

影山さんが何故、コーヒーショップを始めようと思ったのか? 何故、クルミドコーヒー(クルミを無料で出しているらしい)にしたのか? それは分からない。

でも、なぜか、僕は影山さんがオープンした「クルミドコーヒー」に興味を持ってしまった。

国分寺は、僕の家からはちょっと遠いが、年明けに一度、行ってみるつもりだ。

ところで、影山さんは、東大法学部を卒業し、マッキンゼーに就職された。

そのマッキンゼーを3年で辞めて、マッキンゼーの先輩に誘われて、ベンチャーキャピタルの立ち上げに参加したと聞いている。

東大法学���を卒業していれば、霞ヶ関(官僚)でも、民間企業でも、どこでも引く手数多で「担保価値」抜群である。

マッキンゼーに入ったのとその後のベンチャーキャピタルという選択肢は理解できるが、国分寺で「コーヒーショップ」を開業したと聞いて、いったい、この人は何を考えているんだろう?と、影山さんの思考回路が分からなくなった。

でも、である。僕は、そういう影山さんの人となりに、かなり魅せられている。

とにかく、自然体で飾り気がなく、周囲に気を使わせない。権威主義の欠片も無い。それでいて、発言は本質をついている。

僕が「30分」に渡って力説した、「Web2.0」は物事の「細分化」を促進させ、膨大な「定性情報」が創出されるという主張を、「要するに、主観と多様性ですね」と、ひと言で整理されてしまった!!

そんな影山さんとは、年明けのドリームゲートグランプリというイベントでも一緒だし、おそらく、ドリームゲートアワードでも一緒だろう。

世の中では「類は友を呼ぶ」というが、僕のような類とは、縁もゆかりもないはずの影山さんとの「ご縁」を大切にしたい。