「坂本龍一」と「シェリル・クロウ」。

赤坂でのアポイントの帰り、久しぶりに「THE BIG ISSUE」を購入した。

僕はいつも、渋谷駅南口と東急プラザの間に立っていたオジさんから買っていたが、仕事が見つかり、ホームレス生活から脱出できたのか?最近は見かけなくなってしまった。

THE BIG ISUUE を読みたいとは思っていたが、何となく、他の人から買うのが申し訳ないような気がしていて、THE BIG ISUUE を買うこともなくなっていた。

それが昨日、赤坂の通りで、表紙に「坂本龍一」が載っているTHE BIG ISUUE を持ったオジさんを見かけて、思わず買ってしまった。

セレブリティ(有名人)が自分の肖像権により、THE BIG ISUUE、つまり、ホームレスの自立に貢献したことになる。

その「坂本龍一氏」は、THE BIG ISUUE からのインタビューのオファーを受け、「光栄です」と答えたそうだ。

ページをめくると、「シェリル・クロウ」のインタビュー記事も載っていた。僕の好きなミュージシャンのひとりでもあり、興味深く、彼女の記事を読んだ。彼女は、僕と同い年であることが分かった。

記事の中に、彼女が「乳ガン」になったことが書いてあった。

自分の「死」を意識したことのある人は、強くなるという。

僕の親しい友人のひとりが、ある「難病」にかかり、そんな話をしてくれた。

ご本人という意味ではないが、今年8月にシリコンバレーで取材をさせていただいた際に、DCMパートナーの「伊佐山さん」も同じようなことを話していた。

「人生は短い」。

現役「東大生」がレポートするアフリカの現実。

小栗充博」。東京大学教養学部に在籍する大学生。

彼と初めて会ったのは、ドリームビジョンの投資先である「イミオ」のオフィス。

イミオが展開する「MAGIS」というイタリア製インテリア商品のEC事業立ち上���「責任者」として、イミオ創業者であり社長の倉林さんからの特命を受けたのが、今も大学生である小栗さんだった。

イミオのオフィスで彼に初めて会った瞬間、彼の持つ「右脳的センス」と東京大学に合格する「頭脳(左脳)」の絶妙且つ高度なバランスを感じた。

ある時、慣れない(EC事業は初めて。そもそも学生なのである)仕事に打ち込む彼のストレスを解消してあげようと思い、僕のお気に入りのカフェ(フレンチ)に彼を誘い、食事を共にした。

その時に初めて、彼が「アフリカ」に魅せられており、貧困に喘ぐアフリカを救おうと、大学を「休学」して「NGO」に参加し、アフリカに赴いていたことがあったことを知った。

僕は、ますます、彼のファンになった。

そして、ドリームビジョンとして彼の活動を支援したいと思い、また、彼の協力により実現したのが、今回のレポートである。

彼は、写真のとおりのイケメンである。

卒業後は、某通信社で働くことになったと聞いている。

いつか、アフリカの地で、彼と会いたい。

「NRI」も「ロシア」進出。

「野村総合研究所(NRI)」が「ロシア」進出。「モスクワ」支店開設を記念したレセプションを行うらしい。

ブッシュの後を受け継ぎ、黒人初の米国大統領オバマが誕生し、ロシアでは親日派の「メドベージェフ」が大統領に就任して暫く経つ。

小泉政権時代の「親米一辺倒」だった外交政策の見直しを余儀なくされている現在、中国、韓国との絆を深めることが重要なのは論を待たないが、「経済政策」的観点からも、「国家の安全保障」的観点からも、「ロシア」との付き合い方は、今後の日本において極めて重要な論点だと思う。

「ロシア」という国は、天然資源だけではなく、文化的にもとても豊かであり、経済的ポテンシャルも極めて大きい国である。

オバマは米国、そして、世界を救えるか?

様々な方が、専門的観点から、また、個人的観点から、初の黒人米国大統領の誕生に関するエントリーを書かれているので、一般的知識しか持ち合わせていない僕が改めて多くを論じる必要はないが、ひとつだけ、感じたことを書いてみたい。

それは、「大統領になる=票を獲得する」ために、オバマ自身が本当に必要だと思う「政策」を打ち出してきたのか?ということ。

日本においても、自民党に勝つために、いかにして「差異」を打ち出すか?ということが「戦略」になり、民主党の「立場」としては、「本来の政策」を打ち出すことができないというジレンマがあるように、今回のまさに「歴史的」大統領選においては、それが随所に見受けられたような気がしている。

ところで、政治家というのは「ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)」だと思う。

「真の改革」ができるか?

オバマ大統領の活躍を心から期待している。

すべてが「流通」する時代へ。

11/5(水)6(木)の2日間、恵比寿ガーデンプレイスにて、デジタルガレージ主催の第4回「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2008」が行われた。

色々とやることがあり、2日間通しては参加できなかったが、スケジュールを調整し、いくつかのセッションを聴いた。

その中で最も印象に残ったのは、i-modeの生みの親として有名な「夏野 剛さん」の「モバイル・インターネットの世界」と題した基調講演。

彼が話していたキーワード(フレーズ)を紹介したい。

「すべてが流通する時代へ」。情報も人もカネも技術も。

「非対称性を前提とした仕組みは、もう要らない」。

「ユーザーのオペレーター化が促進される」。

「誰がリスクを取って市場を切り開いて行くか?リターンを求めて行くか?」

「ノキア、モトローラからではなく、Apple、Googleから(イノベーション)が来た」。
→ケイタイキャリア(通信業者)は、不要。通常のネット回線を使えばケイタイができる。

「ノキア」は技術力で強いが、ノキアの競争力は「低価格商品」にある。

・・・ということを話していた。

因みに、ロシアでも「iPhone」が売れている。

Google Phone の実物も見たが、なかなかお���しろい。

大前研一氏が言うように、これからの時代で益々必要なのは「インターネット、英語、ファイアンス」の3つだと実感する。

僕も「まだまだ勉強が足りない・・・」と意識を新たにさせられた。

定量から「定性」へ。

ちょっと前のことになってしまうが、法政大学ビジネススクールでの僕の担当授業に、ゲスト講師として来てくれた「アライドアーキテクツ」の中村さんの話を聴いていて、ネットの進化は、物事を「定性化」すると思った。

インターネットの普及(Web1.0)は、多くのものをコモディティ化(=ここでは定量化と定義する)したが、更なるインターネットの進化(Web2.0)により、ネット上に夥しい「定性化(定性情報の大量発生)」が発生した。

ブログは、その典型例である。

「弁証法」的に説明すれば、すべての物事は「螺旋階段」のように発展、進化する、ということだろう。

帰りの電車の中で、中村さんと、アライドアーキテクツのビジネスモデルおよびこれからのネットビジネスのKey Issue について議論をした。

良いディスカッションパートナーの存在は、お互いの頭の中をクリアにする。

「神様」に感謝する。

1995年、右ひじ靭帯断裂という大怪我をし、手術。
1997年、2年ぶりの一軍戦復帰。この年、10勝。

復帰を果たした登板で、彼は「マウンド」に「肘」を当て目を瞑った。
その時、彼は、「野球の神様」に「感謝の意」を捧げたという。

野球好きの方であれば、誰の何のことを言っているのかの説明は不要だろう。

桑田真澄。元プロ野球選手。

たまたま駅の売店で目にしたアエラの表紙に、彼の写真が載っていた。

「人に格好悪いと言われても、いいじゃないですか。自分の人生ですから」。

そこまで人生を懸けるものを見つけることができた人は幸せだと思うが、見つけた何かをそこまで貫き通すことは、そう簡単ではない。

彼に限らず、素晴らしい選手はたくさんいるが、残した記録以上に、その存在感が際立つ選手がいる。

青木功、尾崎将司、中嶋常幸。

「AON」と言われ、一時代を築いたプロゴルファー達だが、とにかく、圧倒的な存在感があった。

桑田も含めて、彼らのような人々に「共通」しているのは、何かに人生を懸けていた(る)ということ。

桑田のあのシーンを思い出し、目頭が熱くなった。