定量から「定性」へ。

ちょっと前のことになってしまうが、法政大学ビジネススクールでの僕の担当授業に、ゲスト講師として来てくれた「アライドアーキテクツ」の中村さんの話を聴いていて、ネットの進化は、物事を「定性化」すると思った。

インターネットの普及(Web1.0)は、多くのものをコモディティ化(=ここでは定量化と定義する)したが、更なるインターネットの進化(Web2.0)により、ネット上に夥しい「定性化(定性情報の大量発生)」が発生した。

ブログは、その典型例である。

「弁証法」的に説明すれば、すべての物事は「螺旋階段」のように発展、進化する、ということだろう。

帰りの電車の中で、中村さんと、アライドアーキテクツのビジネスモデルおよびこれからのネットビジネスのKey Issue について議論をした。

良いディスカッションパートナーの存在は、お互いの頭の中をクリアにする。