「残暑」と「福田首相の辞意表明」。

今朝の出勤途中、自宅の最寄駅前で、ノースリーブのワンピースを着た女性とすれ違った。

たしかに、ノースリーブを着たくなる残暑である。

でも、お盆前のあの茹だるような暑さと較べると、日差しがだいぶやわらかくなっている。

季節の移ろいを感じる。

ところで、福田首相の辞意表明は、諸外国にはどのように映っただろう?

政治の混迷から脱し、日本が国際社会でのリーダーシップを発揮する日が来ることを期待したい。

父親から「1人息子」への贈り物。

つい先日、ファンコミュニケーションズ副社長の松本さんから、自作(絵は他の方のもの)による「絵本」を頂戴した。

松本さんは40才の時、初めてお子さん(男の子)が生まれたそうで、僕と同じようなタイミングで子育てを始められている。

そんなこともあり、「平石さんは、僕と似たような立場だから、僕の気持ちを分かってもらえると思って・・・」と言って、高価な絵本をプレゼントしてくれた。

「男の子」は、父親にとって「ヒーロー」である。

子供ができると、新しい自分の「存在意義」が生まれる。

神様と子供に感謝である。

NGOという「生き方」。

アフガニスタンで拉致され亡くなられたNGO「ペシャワールの会」職員の伊藤和也さんが、無言の帰国をされた。

彼のお父様は「和也は伊藤家の誇りです」と語られたそうだが、その心境を思うと言葉がない。
心から伊藤さんのご冥福をお祈りしたい。

ところで、NGOというと、僕にはある記憶がある。

インタースコープ創業間もない頃、インターンとして入社し、翌年4月に新卒入社予定だったある女性が、以前から興味のあったNGOで採用枠が出来たとのことで、インタースコープの内定を辞退して、あるNGOへの就職を選んだことがあった。

彼女にとっては、ネットビジネスよりも、収入よりも、「NGO」という「生き方」の方が魅力的だったということだ。

少子高齢化が社会問題となり、人口減による経済規模の縮小が課題となったとは言え、今尚、経済的に豊な国であることは間違いない日本において、経済的レベルアップではなく、NGOという「生き方」を選択する若い人がいることは、そこに、人生を懸けるに値する「何か」があるということである。

プリミティブ(原始的)な次元で「人の役に立つ」ということに、自分の「存在意義」を感じるのだろう。

「豊かさ」が当たり前となった日本において、彼・彼女たちの「人生の選択」は、何かを物語っているような気がする。

ところで、今日から9月。今年も残すところ、あと4ヶ月。

毎日を大切にしたい。