「会ったこともない人」から勇気をもらう。

つい先日、ライブレボリューションの増永さんが運営する「プレジデントビジョン」で、ナルミヤ・インターナショナルというアパレル会社の成宮社長のインタビュー記事を拝見した。

ナルミヤ・インターナショナルという会社のことは、僕が大学生だったか就職して1~2年ぐらいの頃から何かのきっかけで知っていたが、当時は、まだ小さな会社で、社名も「ナルミヤ」と言ったと思う。

普段は思うように時間が取れず、プレジデントビジョンを読むことすらままならないが、「褒めるリスク」というタイトルが気になって、ざざっと斜め読みをした。

プレジデントビジョンは、ひとりの経営者に対するインタビューを数回に分けて配信しており、その次の号のタイトルは「ニューフロンティア」だった。

そこに書いてあったことは、「会ったこともない人から勇気をもらう」ということだった。

1963年(僕が生まれた年だ)、成宮社長はニューヨークにいたらしいが、その年は、ケネディ大統領が暗殺された年だ。

興味のある方はプレジデントビジョンを読んでいただければと思うが、成宮社長は増永さんのインタビューに答えて、「ケネディの演説内容に、私は非常に勇気をもらいました。何度聞いても、涙が出てくるぐらいです」と言っている。

人間は困難に遭遇している時、ちょっとした出来事や会ったこともない人の話しを聞いて、とても勇気づけられたり、自信を取り戻したりすることがあると思う。

僕は、故アイルトン・セナやカズ選手や伊達公子さんの言動や生き方から、勝手に、勇気や自信をもらってきた。

そんなこともあり、僕は成宮社長のインタビュー記事を読んで、僕と似ている方だと思ったと同時に、親近感を抱いた。

ところで、今朝、会社に向かう途中の電車の中で、元JAFCOの石丸さんと数年ぶりに遭遇した。なんという確率だろう。

彼とは、僕がインタースコープを創業した年に、JAFCOから出資を受けたことにより、その担当者として知り合った。

この広い東京で、同じ時間帯に同じ電車に乗り、尚且つ、同じ車両のすぐ近くに乗り合わせるということは、天文学的な確率だろう。

彼とはきっと、「縁」があるのだと思う。

早速、会う約束をした。