「静」かな心。

先週の土曜日は、恒例のメンバーでのゴルフに行った。

今月末に記念すべき「50才」の誕生日を迎えられる蛭田さん、今回のコースの運営企業でもある森ビルで事業開発の仕事をされている川端さん、そして、元アップル日本代表の前刀さんというメンバーだ。僕以外は皆さん同じような年齢で、僕だけが特別枠?で参加させてもらっている。

このメンバーでの今年のゴルフは、年初に話しをして、各人の誕生月に行くことにしているが、行き帰りの車中ではゴルフ以外の話題でも盛り上がり、毎回、楽しい時間を過ごすことができている。今月は蛭田さんの記念すべき誕生月ということで、彼へのプレゼントも用意しての開催?だった。

さて、肝心のスコアであるが、後半のハーフで「自己ベスト」を更新した。

今までのベストは「43」だったが、「42」を出すことができた。

9ホール中、6ホールで「パー」をセーブすることができ、今までの僕のゴルフで最も納得がいくと言ってもいい内容だった。

でも、前半のハーフは「50」を叩き、自分の課題もより一層、明確になった。

僕の「課題」は「メンタル(精神)」面である。

今回のコースは、今週木曜日(6/28)から「UBS日本ゴルフツアー選手権」が開催される「宍戸ヒルズ」の「西コース」で、とても難しいコースである。

加えて、トーナメント仕様にするために「ラフ(の芝)」を伸ばしており、ラフに打ち込むとボールを捜すのさえ一苦労というコンディションで、更に難易度が増していた。

そんなコースでハーフの「自己ベスト」を更新できたことは嬉しかったが、自分自身の「精神的な未熟さ」を再認識されられた日でもあった。

ここ数週間は、仕事の面でも、私生活の面でも、色々と変化があり、精神的に不安定になっていたり、ストレスがあったりしていたが、それが最初のハーフにも表れたということだ。

また、先々週にレッスンで修正された「テイクバック」と「右腰の使い方」を自分のものにできておらず、フェイスが開き気味になっていたという「技術的」な問題もあった。最初は、そのことに気づかず、「こんなはずじゃない」と「結果を焦る」気持ちがあったが、途中から、そのことに気づき、少しずつ修正できていた。

一方、これだけ調子が悪くても(そういう思いにかられても)何とか「50」で収めることができたことは、技術的に進歩している証拠でもあり、それが、後半から「気持ち」を切り替えられた要因でもあったと思う。

「心技体」と言うが、まさしく、その「3つ」が噛み合って、初めて「結果」が出るのだろう。

余談だが、「体力」があってこそ「技」を磨け、「技」があるから「静かな心」を保てるということを考えると、順番は「体技心」のような気がする。

「7月」からの「下半期」を、「静かな心」で迎えたいと思う。

追伸:前刀さんに「お前は、このコース(宍戸ヒルズ)とは相性がいいと思うよ。前回の東コースでも89を出せたしさ・・・」と言われたとおり、ゴルフに限らず、何事も「相性」も大切である。