著者「適格」。

今週も慌しく時間が過ぎていった。

あることを題材として出版を考えており、英治出版の原田さんと久しぶりにお会いした。彼は、アクセンチュアを辞めて、7年前に出版ビジネスに飛び込んだ人である。

僕らが考えていた(持っている)題材と時代環境を考えて、そのテーマでの出版は見送ることにしたが、とても参考になる話を聞くことができた。

そのひとつが、今日のエントリーのタイトルである「著者適格」という考え方である。

原田さんから、「平石さんが書くのであれば、○○や◎◎ですよね(が適してますよね)」というコメントを頂いた。

要するに、僕が何かのテーマで本を書く場合、それが「説得力」のあるテーマであることが大切ということである。

数ヶ月前に、Oakキャピタルという投資会社の緒方さんという方と話しをした際に、「そのことを、マーケットが平石さんに期待しているか?が大切ですよね」と言われたが、それと同じことだ。

要するに、僕が投資事業を行うのであれば、どの「領域」を手掛けるのが「説得力」があるか?ということである。

この話しは、転職者というか、キャリアデザインにも当てはまると思う。

その方のバックグラウンド(経験)やスキル、適性といったものを考えた時、どういう仕事であれば「転職市場」から評価されるか?(期待されているか?)ということが大切である。

自分を「客観視」できている人は、転職も上手く行く。

「坊主頭のりょうへいさん」の最近のコメントにある「自分を知る」ということと、その「自分を活かす」ことが大切だということだろう。

さて、僕は、自分自身を「客観視」できているだろうか?