オプトの鉢嶺氏から学んだこと。

元アップルコンピュータの前刀さん(元祖ライブドアの創業者でもある)のセッションを皮切りに始まった法政大学ビジネススクールとのオープン講座も、先日で第4回目となった。

先日(9/25)は、ゲストにオプトの鉢嶺氏を招いた。

最初に鉢嶺氏に30分ほど話しをしてもらった後、僕がナビゲーターとなり、予め受講生の方々から頂いていた質問をもとにQ&Aのセッションを行った。

彼とは12~13年来の付き合いであるが、このようなフォーマルな場所で彼の話しを聴くのは初めてのことであり、多くの「気づき」をもらうことができた。

彼は努力家であり、とても誠実な人である。

JASDAQの公開企業となり、500人の従業員を抱える企業の社長となった今でも、決して奢り高ぶることもなく、謙虚な姿勢を失っていない。

その鉢嶺氏とQ&Aセッションをする中で、僕は、彼が成功した要因は「自分という人間をよく知っていること」「適材適所の経営チームをつくってきたこと」「社会に対する感謝と還元を忘れないこと」ではないかと思った。

JASDAQ公開企業の社長となり、2年半も経てば当たり前なのかもしれないが、先日の彼には「凛」とした空気と「毅然」とした表情が漂っていた。

そして、「迷い」や「ブレ」がなく、「芯」が通っていると感じた。

彼が株式公開を実現できて、僕がインタースコープでそれを実現できなかった理由、つまり、彼と僕とを分かつものは、その点だと思った。

「自分を知ること」や「社会に対する感謝と還元」という点では、彼に勝りはしないものの、それほど大きく劣るとは思わないが、「迷い」や「ブレ」がなく、「芯」が通っていたか?と自分に問えば、そうとは言えない自分があった。

ドリームビジョンでは、過去の自分を超えていきたい。