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代表者挨拶

「人生はすべて必然」。


ドリームビジョンは、僕の人生で「3度目の起業」にあたります。

平石郁生 代表取締役社長

27才で初めて会社を創り、28才で起業してから、時の経つのは速いもので17年になります。
一瞬だったような気もするし、とても長かったような気もします。
どちらにしても確かなのは、その間、何度も挫けそうになり、もう辞めてしまおうか?と思ったことが幾度となくあったことと、そのような逆境の時、たくさんの人から「勇気」をもらったことにより、諦めずに頑張り続けてこれたということです。

「人生は短い」「人生はすべて必然」「人生には勇気と自信が必要だ」

これらはいずれも、僕が自分で作った「座右の銘」です。
正確に言うと、3つ目は亡くなった父親がいつも僕に言っていた言葉です。今になって思うと、手前味噌ではありますが、偉大な父だったと思います。


それぞれ、どうして僕が自分の座右の銘にしたのか? それには、もちろん、理由があります。


ひとつ目の「人生は短い」について


僕は34才までは、持って生まれた才能はともかく、人生における時間だけは青天井(無限)のような気がしていました。
それが、35才になった時、ちょっと待てよ・・・と思うようになりました。
僕が大好きなゴルフに例えれば、35才という年齢は、フロント9(最初の半分)を終了したようなものだろうし、マラソンで言えば、中間地点を過ぎたところだろうと思ったのです。
人生、健康でいられるのが、仮に70才までだとして、既に半分を過ぎてしまったということです。
更に言えば、20才から今まで(35才)まで生きてきた時間がもう一度来ると、僕は50才になるという事実に気がついた時、まるで目の前に「砂時計」を置かれたような心境になりました。
「あれもやりたい。これもやりたい」ではなく、「自分の人生を何に賭けるのか(何をやるのか)?」を決めないと、何も「達成」できずに終わってしまうことに気がつきました。
それ以来、僕はことあるごとに、「人生は短い」と言うようになりました。


ふたつ目の「人生はすべて必然」について


2003年11月、僕が当時、経営していたインタースコープでのある出来事により、「すべての出来事には『意味』がある(必然的である)」 と思うようになりました。
僕は28才以降、今風に言えば「起業家」という生き方を選んだわけですが、では、「起業家」なり「創業経営者」としての僕の能力はどのあたりかというと、謙遜でもなんでもなく、下から数えた方がはやいのは間違いありません。


しかし、実際にアウトプットしてきた内容は、それ以上のレベルにあると思います。
では、その差は何か?ということですが、僕は「運」だと思っています。
では、何故、僕は「運が強い」のか?その理由が2003年11月のある出来事により、分かった気がしたのです。
「起業家」といって思い浮かべるのは人それぞれだと思いますが、楽天の三木谷さんだったり、USENの宇野さんだったり、サイバーエージェントの藤田さんだったりするでしょう。


でも、その人達はあまりに遠い存在で、自分にとっては関係がない、つまり、彼らは特別な才能を持って生まれて来ているので、頑張れば誰でもがなれるような存在ではないと思うかもしれません。


しかし、僕であれば、僕を直接知る人にとっては、「頑張れば、平石さんがやっていることぐらいは出来るようになるはずだ!!」と思うだろうと考えるようになりました。


むしろ、「何故、あいつに出来て、自分には出来ないんだ(出来ないはずがない)」と思う人が多いと思います。
もし、この世の中に神様という存在があるとすれば、神様が僕に「運」を授けてくれているのは、「お前が頑張ることによって、お前に続こうとする若い人達を勇気づけるのが、お前の人生の『意味(ミッション)』だ。だから、お前が頑張り続ける限り、『運』を授けよう」と言っているのではないかと思うようになりました。


そして、どんな辛いことが起きても、「神様は僕にこの試練から何を学べと言っているのだろう?(必ず、何らかの意味があって起きているはずだ)」と考えるようになり、それまでは何かあると、いつまでも悩みがちだったのですが、3日以上は悩まなくなりました。


みっつ目の「人生には勇気と自信が必要だ」について


これは先に申し上げたとおり、僕の父親が生前、古い表現を借りれば、壊れた蓄音機のように、耳にタコができるほど、いつも僕に言って聞かせていた言葉です。


父は僕に、「いいか、人生には必要なものがふたつある。ひとつは『勇気』で、もうひとつは『自信』だ」と言っていました。
父は、僕が24才の時、55才の若さでこの世を去りました。


父にこの言葉を言われている時には、もちろん、日本語としての意味は分かりましたが、そのことが何を意味するのかは理解できませんでした。
父の言葉の「意味」を考えるようになったのは、僕が最初の起業をしてからですが、「自信」とは文字どおり、「自分を信じること」だと考えるようになり、また、そうすれば、自ずと「勇気(気は勇む)」は出ると思うようになりました。
人生には必ず、良いことも、悪いこともやってきます。


しかし、そのすべてに意味があると考えて生きていくことが出来れば、自分の人生に「意味を見いだす」、つまり、「自分の人生には価値がある」と思えるようになるのではないでしょうか?

元アップルコンピュータ日本法人の代表取締役の前刀さんが、僕にこう話してくれたことがあります。

「(様々な可能性がある中で)実際に起こったことがベストだ」。

その時の前刀さんは、元祖ライブドアの破産宣告をし、残務処理をしていた時期でした。

僕は、その考えに痛く感動しました。

人生は一度切りであり、とても短いものです。

その貴重な人生を充実した時間にするには、「自分らしい生き方」を考えることと、そのことにコミットすることが大切だと思います。

まずは、僕自身そしてドリームビジョンで働く人たちが自分らしいと思える生き方を実践し、そして、ドリームビジョンを応援してくれている顧客や株主の方々の期待に応えられるよう、「ドリームビジョンとして何をするべきか?何ができるか?」を常に考えて、前に進んで行こうと思います。

そして、それが結果として、ひとりでも多くの人が 「自分らしい、充実した人生」を送れる「きっかけ」になれば幸いです。

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