Corporate Philosophy 企業理念

「挑戦する人」を創出し、広く社会に「勇気と自信と感動」をもたらす、新しい社会的価値を創造する

企業理念には、自ずと創業者の想いや思想が色濃く反映されます。

当社の「企業理念」にも、創業者である私の想いや性格、そして、今までの人生で経験した出来事が色濃く反映されています。

私は1991年3月、27歳の時、人生で初めての会社を設立し、28才になってすぐに起業しました。それから今日までに6社の創業に携わり、1社( 株式会社ウェブクルー )は2004年9月、東証マザーズに上場、1社(株式会社インタースコープ)は2007年2月、Yahoo! JAPANとのM&Aにより子会社化し、その後、同業他社であるインフォプラントとの合併を経て、ヤフーバリューインサイト株式会社 となりました。

そして、ドリームビジョンは、会社を創業するという意味では6社目、自分自身が社長として会社を経営するという意味では、3社目にあたります。

時の経つのは速いもので、私の人生で初めての会社を設立してから18年になります。

その間、何度も挫けそうになり、会社の経営など、もう辞めてしまおうかと思ったことが幾度となくありました。しかし、その度に、たくさんの人から「勇気」をいただき、諦めずに、今日まで続けてくることができました。

ところで、皆さんは、東京大学社会科学研究所が取り組んでいる「希望学プロジェクト」をご存知でしょうか?

この「希望学プロジェクト」では2005年5月、20代から40代の男女を対象として、インターネットで実施したユニークな調査があります。

そこでは、調査項目として、「小中学校の頃になりたかった職業」と「その後の実現状況」等を尋ねています。

何らかの具体的な職業的希望を持っていた割合は、小学6年生当時で71%、中学3年生当時で63%にのぼっており、10代前半には、その過半数が「将来、なりたい職業」があったそうですが、希望していた職業に就いた割合は、中学3年生時点の希望については「15%」、小学6年生時点の希望については「8%」に過ぎないそうです。

ここまでの結果を見ると、子供の頃に夢見た職業に就くことは困難であり、「希望」を持つこと自体が徒労であり、意味がないように思えるかもしれません。

しかし、実際には「希望」を持つことが将来の職業選択に大きな影響を与えていることが分かったそうです。

同じ調査で、「これまでに、やりがいのある仕事に就いた経験の有無」を尋ねると、小学6年生の時に「希望する職業があった人」の場合、その86%が今までに「やりがい」を経験したことがあると答えており、「希望する職業が無かった人」の場合、その割合は77%に留まるそうです。

この結果は、仕事に関する「希望」を持つことが、「幸せな人生」に繋がる可能性を示唆しているように思います。

翻って今日の日本社会を見てみると、莫大な財政赤字や少子高齢化問題、ニートや自殺者の増加、また、米国のサブプライム問題に端を発した世界的金融・経済危機の影響もあり、社会全体が閉塞感に苛まれており、将来に対する「夢」や「希望」を持てない人が増えているように思えます。

しかし、そのような時代であるからこそ、「挑戦する人(将来に希望を持つ人)」が必要であり、彼・彼女たちが果敢にリスクに挑み、可能性を信じて頑張る姿は、本人たちだけでなく、周囲の人々に「勇気と自信」を与え「感動」をもたらし、大きな影響を与えます。

そして、その連鎖こそが、「新しい社会的価値」の創造を促進していくと考えています。

弊社のウェブサイトのリニュアルに際し、私が「企業理念」に込めた想いを改めて振り返ると共に、自らの原点に立ち返り、「自分らしい挑戦」を続けていきたいと思います。

そして、ドリームビジョンとしての活動が、日本社会に「挑戦する人」をひとりでも多く創出し、より多くの人に「勇気と自信と感動」をもたらす一助となれば幸いです。

2009年9月吉日

株式会社ドリームビジョン創業者

代表取締役社長  平石郁生