謹賀新年 Happy New Year 2019!

新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

平成最後の元旦 は今年も、生まれ育った福島県郡山市の実家で迎えた。アップルウォッチを見ると、気温は3度。運動不足にならないために、近所を流れる一級河川の阿武隈川の堤防沿いに散歩に出掛けたが、iPhoneを操作しようとすると両手が痛いほど寒い。体感は氷点下のようだ。

僕が卒業した郡山市立永盛小学校近くに差し掛かると、校庭でサッカーボールを蹴る中学生らしき男の子とゴールで彼のボールを受ける母親(おおらく)、そして、両手をポケットに突っ込み、寒そうに堤防から2人を見守る父親と思しき男性がいた。以前の僕だったら、彼らの姿に何も感じなかったかもしれない。歳を取るのは嫌だけど、人生が深くなるというのは、こういうことなんだろうね・・・。

小学校のところから橋を渡って反対側に渡り、何かとお騒がせな日大の工学部キャンパスの前を通って、徳定という地名の場所まで行き、また橋を渡り、JR東日本の安積永盛駅まで行ってみた。両親が今の家を建てて引っ越しする前は、安積永盛駅から徒歩5-6分のところに住んでいた。郡山の繁華街に行く際は、この駅から7-8分、東北本線か水郡線(郡山と水戸を繋ぐ単線)に乗っていた。

地方都市の在来線は東京の山手線(京浜東北線でも中央線でも地下鉄でもいいんだけど)とは異なり、1時間に数本しか電車が来ない。時刻表を見て乗る電車を決めて家を出る。東京や大阪のような都会しか知らない人にとっては、不便極まりない生活だ。でも、今振り返ると楽しい日々だった。自転車に乗って友達と一緒にクワガタ獲りに出かけて、暗くなるのも忘れて夢中になり、家の近くまで帰って来ると、近所の人たち総出で僕たちを探していたこともあった。祖父が生きていた頃は、2人で電車に乗り、郡山の街に出掛けた。

ところで、今月中旬、インドのムンバイで開催される「E-Summit ’19」というインド工科大学(IIT Bombay)主催のカンファレンスに、スピーカーとして招待されることになった。毎年2万人以上が参加し、680社以上のスタートアップが集まり、世界中から150人ものスピーカーが登壇する。

今までのスピーカーの中には、Uber 共同創業者 Travis Kalanick やFlipkart 共同創業者 Sachin Bansal もいる。当然、メインステージ以外にたくさんのステージがあるだろうし、無名の僕の話をどれぐらいの人たちが聴いてくれるか分からないが、150人の1人に選んでもらったことをとても光栄に思っている。

僕に与えられたテーマ(講演)は、「Why startup?」と「When to exit.」の2つ。僕の話を聴きに来てくれる人は、学生や若いスタートアップの創業者が多いんだろうと思うけど、少しでも彼らの役に立つ話をしたい。

妻に言わせると「才能の欠片も無いくせに、よくもまあそんなことを考えられたね?」ということだが、10代の頃はミュージシャンになりたいと思っていた僕は、厚顔無恥に告白すると、日比谷の野外音楽堂でコンサートができたら、その場で死んでもいいと思っていた・・・。残念(当たり前)ながら、その夢は叶わなかったが、インド工科大学での講演は、今から緊張しているのと同時に、とても楽しみにしている。

皆さんにとって、2019年が素晴らしい一年になりますように!