敗北感。でも、季節はまた巡ってくる!

昨年の4月から兼任講師としてお世話になってきた法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科のプロジェクト(事業プランの立案。一般的な大学院でいう修士論文に該当)最終発表会が昨日、終了した。

約60名の学生の内10名が、ボアゾナードタワーと呼ばれる高層ビルの最上階で行われる最終ラウンドに進める。

最優秀者には「奨学金(事実上の賞金)」として「50万円」が贈呈される。

その最終ラウンドに、小川・平石ゼミからは、残念ながら、ひとりもノミネート者を出すことができなかった。

今までに経験したことのない「敗北感」を味わった。

甲子園に行けなかった高校野球チームや、J1に昇格できなかったクラブの監督の気持ちが分かるような気がした。

でも、スポーツのように結果が明確な仕事は、好きだ。

来年度を同じチームで戦うことはできないが、良いメンバーに恵まれたと思う。とても楽しい一年間だった。

そう、小川先生のブログにあるとおり、「教授の評価」と「事業の成功」は必ずしも一致しない。

彼らのこれからの人生が充実したものになることを祈ると共に、今年の反省を来年度に活かしたい。

「季節はまた巡ってくる」。

失意の頃、マーケティングジャンクションの吉澤さんから教わった。