何かを諦める。

今月は頑張ってブログを書こうと思っていたが時間が取れず、前回のエントリーから一週間が空いてしまった。

正確に言うと、時間が無くはなかったが、物事の優先順位を考えた時、他のことを優先せざるを得なかった。

ところで、facebook と twitter に書き込んだが、僕も何度か取材をして頂いたことのあるVentureNow主催のVentureNow Live 4 に来ており、会場でこのエントリーを書いている。

先程まで、元価格コム社長のアキタさんとビデオジャーナリストの神田さんのトークセッションがあったが、アキタさんの話は相変わらず飾りっ気がなく面白かった。

話は変わるが、昨日は行きつけの美容室で髪の毛を切った。

通い始めて今年で20年になる「アクア(僕が通い始めた頃は、オペラとという名前だった)」は、ひと頃の「カリスマ美容師」ブームの火付け役だった綾小路さんが立ち上げた美容室だが、彼とは僕が最初の会社を立ち上げた28歳の頃、たまたま、ある雑誌の取材で知り合った。

ここ数年は、綾小路さんは店に出る日数が限られており、最近は、彼のアシスタントだった角(すみ)さんという方に切ってもらうことが多い。

その角さん、初めて会った時は、まだ21~22歳だったが、今やアクアの主要メンバーのひとりである。

最近は(今年は4度目の年男ということもあり、特に)年齢を意識することが多くなったが、他人の年齢を考えると、時間の経過をより一層、実感する。

綾小路さんが担当していた幼稚園児は大学生になり、ビットバレーで盛り上がっていた2000年生まれの子供は今年で11歳、小学校5年生になる。

持って生まれた才能や能力には差があっても、時間だけは、すべての人に「平等」に与えられている。

何かを形にするには、最低でも4~5年はかかる。

それは、運も含めて色々な要素が上手く噛み合っての話であり、実際には10年はかかるだろう。

あれもやりたい、これもオモシロイと思っても、自分はひとりしかいない。

Jリーガー兼プロ野球選手という人はいないわけで、何かを選ぶということは、何かを諦めるということだ。

「3度目の年男(インタースコープを立ち上げた)」の時も、同じことを考えたことを思い出す。

あれからほぼ12年。「人生は短い」。

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