既に起こった「未来」。

さて、いよいよ今日で2010年もお終い。

僕は実家のリビングで、紅白を見ながら、このエントリーを書いている。

僕のブログを読んで下さっている皆さんはいかがお過ごしだろうか?

2009年は、ひと言で言うなら精神的に辛い一年だったが、2010年は、精神的な「抑揚」があった一年だった。

2009年の夏に一旦、すべてをゼロリセットして、それまで殆ど読んだことがなかったドラッカー、ミルトン・フリードマン、ジャック・アタリ、スマイルズ、ミンツバーグ等の本を読み出し、今までの人生を振り返った。

また、つい先日は、エドガー H. シャインの「キャリア・アンカー」なる概念に関するワークブックを読み、期せずして、自分のアイデンティティについて再確認することができた。

具体的なテーマはまだ見つけられていないが、やっぱり僕は「イノベーション」が好きだし、「新しい社会的価値」を生み出す人生を送りたい。

但し、シュンペーターが言うとおり、常に「新結合(イノベーション)」を行っているというのは非現実的であり、「企業者であることは職業ではなく、通常一般には永続する状態ではない」。

企業家(起業家)は、自らは変化を起こさないかもしれないが、変化を利用する。

新しい年は「変化」を探し、「変化」を利用できるよう、精進を続けたい。

皆さんにおかれましても、良い年になりますように!!