「寛容」は他人のためならず。

昨晩は、ネット系のベンチャー仲間と集まり、食事をした。

未公開ベンチャーの経営者、新興市場に上場しているベンチャー企業の経営者(2人)、そして、僕というメンバーだったが、裁判員制度の話(ひとりが経験者だった!)から始まり、今、話題のグルーポン系のビジネス、そして、日本の政治経済にまで話が及び、あっという間の4時間だった。

同じような問題意識を持つ人達との話は、ポジティブな気持ちにさせてくれるし、色々なヒントを提供してくれる。

ところで、今朝程読んだメルマガに、考えさせられることが書いてあった。

ひとつは、宋文洲さんのメルマガ。もうひとつは、AGORIA(アゴリア)というデイリーニュース(DN)。

宋さんの今日のメルマガは「寛容は自分のため」というテーマ。

文化大革命の時のご自身の経験談を踏まえて、「不思議なことに人を憎んでいないことは自然に動作や感情に滲み出し、人々を魅了する雰囲気を醸し出すのです」と言っていた。

そして、もうひとつのAGORIA(アゴリア)のDNは、「人が病気になる2つの原因は、低酸素と低体温!?」という話。

人間の細胞がエネルギーを作る方法には2種類あり、酸素を使わない「解糖系」と、酸素が必要な「ミトコンドリア系」があり、そのバランスが崩れると病気になるらしい。

また、DNの中で紹介されていた「人が病気になるたった2つの原因:低酸素・低体温の体質を変えて健康長寿!」の著者、安保徹氏によると、癌にならないためには、以下の8つが大切だとのこと。

・心の不安やストレスに目を向ける
・頑張りすぎの生き方を変える
・息抜き、リラックスの方法を見つける
・体を冷やさない工夫をする
・暴飲暴食はやめて体にやさしい食事をする
・有酸素運動を生活に取り入れる
・笑いや感謝の気持ちを大事にする
・生きがい、一生の楽しみ、目標を見つける

人それぞれ個人差はあるだろうが、常に、何かにやりがいを持ち、モチベーションを保ち、充実した毎日を送るためには、「人生の目標」を見つけ、かといって「頑張り過ぎず」、自分にとっての「心の不安やストレス」は何から来るのか?を理解し、適度の「休息」を取り、そして「笑いや感謝の気持ち」を大切にする、ということなのだろう。

因みに、酸素を嫌う「解糖系」は「瞬発力」、酸素を必要とする「ミトコンドリア系」は「持久力」の源泉になるらしい。

そして、年齢と共に「解糖系」の機能は大きく低下するという。

人間は年齢と共に「適度な刺激」と「適度な安らぎ」を求めるようになるのは、自然の摂理(生理的必然)ということのようだ。

長く続けられる「生き方」を考えよう。