「ブルーブラック」の万年筆。

今日は、法政イノマネでの授業の日だったが、少し早く着いてしまったので、テイクアウトでコーヒーを買おうと思い、とあるコーヒーショップに立ち寄った。

レジで注文をしていると、マナーの悪いオジサン2人組が入ってきた。

店員さんが「こちら(右側)に並んでください」と言っているのに、僕を通り越して、左側に立っている。

メニューを見たいのだろうが、ほんの1分が待てないのだろうか?

彼らに子供がいたら、きっと、その子たちのマナーも悪いだろう。

ところで話はガラッと変わるが、僕のブログを読んで下さっている皆さんは、普段、どんなボールペンを使っているだろうか?

貧乏性の僕は、高価なボールペンは殆ど使ったことがなく、最近使っているのは、ロシアに出張に行った際に泊まったホテルでもらったものである。

ロシアでもらったものはペン先が「太め」で書きやすく、尚かつ、インクが僕の好きな「ブルーブラック」なのが、その理由である。

因みに、ペン先が「太い」方が、ペンが滑りやすく(滑らか)、サインをするのに適しているらしいが、サインをするしないに関わらず、筆圧が高い僕にとっては、ペン先が太い方が書きやすい。

ところで、筆圧とペン先の関係はさておき、僕が「ブルーブラック」のインクが好きな理由は、子供の頃の想い出が関係している。

僕の両親は、ふたりとも「ペン先」の太い「パーカー」の万年筆を使っていたが、父は「ブラック」、母は「ブルーブラック」のインクを使っていた。

僕が小学生の頃、始めて使った万年筆は、母が使っていた万年筆の「お古」だったが、彼女が使っていた「ブルーブラック」のインクが、ブラックのインクよりも「個性」があるし、「オシャレ」だな、と思ったことを今でも憶えている。

子供の「躾(しつけ)」はもちろん、親の考え方や行動は、幼少期の子供に大きな影響を与える。

まさしく「子は親の鏡」である。