「製造原価」と「カスタマサポート」。

数日前にTwitterでは書いたが、4月末に、MacBook Pro13インチと一緒に「HP(ヒューレット・パッカード)」のプリンターを購入した。

実は「キャッシュバック」キャンペーンだった(購入後90日以内に所定の手続きをすれば、購入費用が戻ってくる)。

そのプリンターを、ようやく、先週の金曜日に設定した。

「ワイヤレス(WiFi)」機能が付いており、なかなか便利なプリンターだが、ワイヤレス用のドライバーのダウンロードが上手くいかず、少々手こずった。

「HPカスタマー・ケア・センター」なる番号に電話をすると、予想どおり、なかなか繋がらない。

25分ほど「再ダイヤル」を繰り返した結果、ようやく繋がったと思ったら、こんどは「オペレーター」に繋がらない。

仕方なく、電話を「スピーカー」モードにしたまま、ウェブサイトを見ながら自力で解決しようとしていたところ、何とかUSB経由でプリントができるようになった頃、オペレーターの方に繋がった。

それまで「40分」。

しかし、Macユーザーは、専任の担当者からの折り返し連絡(サポート)とのこと。既に、17時を回っており、電話は翌日になる可能性がある(高い)という。

翌日、クルマを運転中に「電話」があり(僕の名前を間違えていた)、その日の予定は未定ながら、夕方に掛け直してもらうことに。

残念ながら帰宅前に電話があり、日曜日の朝、もう一度、電話をもらうことにした。

翌朝、「電話」をもらうと、何と10分で問題は解決。

今は「ワイヤレス」でプリントができる。とても快適だ!

ところで、このプリンター、「コピー」と「スキャナ」機能も付いている。

それで、たしか「12,000円」ぐらいだった!!

「Made in China」と書いてあるが、「製造原価」はいくらだろう?

製造原価よりも「カスタマサポート」のコストの方が高くついているように思う。

もちろん、購入した人が全員、僕のように電話をするわけではないだろうが、それでも電話はパンク状態で、オペレーターの方曰く、上層部に対して「増員を要求している」らしい。

僕はHPの売上も利益も知らないが、PCおよびPC周辺機器で「利益」を上げるには、製造原価も然ることながら、いかにして「操作が分かり易い」機器を造るか?つまり「カスタマサポート(販売管理費)」を最低限に抑えられるか?が、大きなポイントになっているように思う。

因みに、僕は「MacBook Pro」では数回、カスタマサポートに電話をしているが、繋がらなかったことはない。尚かつ、僕が知りたいことや問題は簡単に解決できた。

また、iPhone に関しては、「操作方法」について、一度もカスタマサポートに電話をしたことがない。

そんなことで、金曜日から週末にかけて、製造業(PC周辺機器)における「利益」と「カスタマサポート(コスト)」を考えた。

ところで、ご本人には何の罪もない担当者に、イライラをぶつけてしまったことは頂けない。

「申し訳ありませんでした」。反省しています。

この場を借りてお詫びします。