「政治」の話は止めて、「花見」に出掛けよう。

予報ではまずまずの天気に恵まれそうな週末。絶好のお花見ウィークエンドになりそうだ。

ところで、ひと頃は政治に関するエントリーを一生懸命に書いていたが、最近はバカバカしくなった。

亀井大臣の滅茶苦茶な政策に正面からノーと言わない(言えない?)鳩山首相以下主要閣僚は、いったいどういう考えなのか?

そもそもどうしてあのような人を閣僚に入れたのか?

数が欲しいからと言って、理念も政策も共有できない国民新党や社民党と連立を組んでも、国民にとってプラスになるとは思えない。

理解不能である。

「税収(収入)」を上回る「国債(未来の国民からの借金)」を発行しての予算が意味する「将来」は中学生でも理解できるだろうに、そんな状況にも関わらず、鳩山首相肝いりの「子供手当」は、外国人にも支給されるとかされないとか・・・。

普天間基地の問題にしても、どうにも付け焼き刃的な話ばかりである。

国民が民主党を選んだツケは、とてつもなく大きなものになりそうだ。

ノーベル経済学賞受賞者の「ミルトン・フリードマン」の言葉を借りれば、「基本的な価値観や原則が大多数の市民に当たり前のこととして受け入れられていない社会は、必ず不安定になる」。

これは、言うに及ばず、国に限らず、どんな組織でも当てはまる普遍的な話である。

今の日本は、現政権が「横車」を押そうとしている「社会主義的」な価値観を支持する人々と、資本主義をベースとした「自由主義社会」を標榜する人々とが混在し、そこに「亀裂」が生まれているのだろう。

民主党の「戦略?」は、そこに付け込み、後者を押し進めた「小泉・竹中」改革が「悪」であり「格差を生んだ」との世論(マスコミ)を「後ろ盾」に、「数(票)」を獲る上では有利に働くであろう「労組」や「郵政関係」を抱き込んだということで、選挙に勝つという意味では、今のところ、極めて有効に機能している。

はたして、夏の参院選でどういう審判が下されるか?

日本の「民度」を測る選挙になるだろう。

まあ、日本が財政破綻して、戦後の焼け野原のような状態になったらなったで、もう一度、スクラッチからやればいいという話かもしれない。

政治家を頼っても仕方のないことであり、自分ができることをしていくしか道は無さそうである。

さて、「政治」の話をするのは止めにして、そろそろ花見に出掛けよう。

追伸:「税収」が昨対で「18.9%」も落ち込んでいるのであれば、まずは、「税収増(税構造の改革 and/or 経済対策)」をするのは自然だと思うが、なぜか民主党政権は「借金」をしたがる。要するに、自分で返さなくてもいいからだろう。経営者と違って「株主代表訴訟」もない。