今週は、初めて会う「ベンチャー企業の創業経営者」が「3人」もいた。
いずれも素晴らしい人達で、そういう素晴らしい出会いに恵まれていることを、とても幸せに思う。
ところで、真央ちゃんは残念だった。
でも、ある意味、実力どおり?だったとも言える。
キム・ヨナは、技術力も然ることながら、その「演技力」が素晴らしい。
ただ単に「跳んでいる」だけでなく、3回転中も「演技」をしている。
僕は残念ながらショートプログラムは観ることができなかったが、それを見ていた妻は「(キム・ヨナと浅田真央では)格段にレベルが違う」と言っていた。
要するに「完成度の勝負」なんだろうな、と思う。
ところで、そういう僕は「トリプル・アクセル」を「2回(SPを入れれば3回)」も「成功」させたことに対する「技術点(加点)」がもっと高くて然るべきと思う派だ。
たしかに、キム・ヨナの、あの「妖艶な演技力」は、圧巻である。
でも、あの「得点差」には、疑問符が付いた・・・。
話は変わるが、僕は自宅のリビングで固唾をのんでテレビの前で観戦(応援)していたのだが、僕が最も「凄い」と思ったのは、浅田真央が流した「涙」だった。
それだけ、自分に対して「正直」であり、「厳しい人」だ。
「2回」もミスをした自分が許せなかったのだろう。
その「精神の強さ」が彼女の凄いところであり、これからも彼女を成長させていくと思う。
「技術力」が足りない人が「技術」を磨くことよりも、「演技力(そうは言っても、浅田真央ちゃんの演技力は平均と較べれば群を抜いている)」が足りない人が「演技」を磨くことの方が、比較論で言えばリアリティがあるだろう。
また、女性は20才前後を境に身体のバランスが異なり、技術を磨くことが難しい身体になる傾向があるように思う。
そういう意味では、真央ちゃんは、これから「女性」としてさらに成長し、「演技力」を磨き、今回の「雪辱」を晴らすことは十二分に可能である。
僕は生でオリンピックを観たことがないのだが、「2人の再決戦」を観に、4年後の「ソチ」に行きたくなった。
浅田真央の「4年後」に期待したい。
追伸1:世の中では「真央ちゃん」と呼ぶのが一般的だと思うが、僕がタイトルに「ちゃん」とつけなかったのは、彼女の「凛」とした姿勢を表現したかったから。もう立派な「大人の女性」である。
追伸2:4年後という意味では、16歳の日系アメリカ人は間違いなく、さらに頭角を現してくるだろう。そう考えると「3人の戦い」になるかもしれない。まさに「アジアの時代」である。