妻は「ご機嫌」で帰ってきた・・・。

今日は今週2度目の「保育園のお迎え当番」の日だった。

朝、母親と一緒に家を出る時に「17:45ね!!」と言っていた我が子は、僕が17:55に保育園に到着すると、喜んだ表情を見せた次の瞬間、「なんで、17:45じゃなかったの?」。

子供は、何でもよく憶えている。

僕は僕で17:45に間に合わせようと必死に家を出たのだが、彼は彼で「17:45」を心待ちにしていたのだ。

夕食は、久方ぶりに、目黒通りを環七方面に向かった、とある住宅街にある「お蕎麦屋さん」に食べに行った。

彼は、子供ながら、かなりの「蕎麦ツウ」である。

妻と僕とふたりでは何度か行ったことのあるお店で、昨年の夏、彼とも一度だけ行ったことがあったが、その後は行く度に「定休日(学習能力がない/泣)」で、今日は「営業日」だということを確認し、久しぶりに行ったのだった。

彼はそのお蕎麦屋さんを「ぺろぺろキャンディのお蕎麦屋さん」と呼ぶ。

以前に行った時に「ぺろぺろキャンディ」をもらったからだ。

お蕎麦を食べ終わり、会計の前にトイレに連れて行くと、「お店の人に(ぺろぺろキャンディを下さいって)言った?」と訊くので、「自分から言ったら変でしょう。お店の人が『どうぞ』って言ったらいいけどね」と言って出てくると、お店の人が「ぺろぺろキャンディ、あげてもいいですか?」と訊いてきた。

夏に「もらった時」(お店の人が彼にぺろぺろキャンディをあげようとした時)、僕が「甘いものはあげないようにしているんです・・・」と言ったことを憶えていたのだろうか?

我が子は「ありがとうございます」と言って、喜んでもらっていた。

ところで、今日は忙しい一日だった。

とは言っても、普通の会社勤めの人のそれとはちょっと違うんだけど・・・。

かれこれ、もう2週間になるが、喉というか気管支のあたりの調子が悪くなり、かかりつけのお医者さんに看てもらっているのだが、なかなかよくならず、今日は「息子さん」ではなく、僕の主治医?の「お父さん」の方に看てもらいに行った。

息子さん(ハーバード出身!)がイケテナイわけではなく、お父さんの「経験」には勝てないのだ。

ラッキーなことに、いつもは激混みの医院は今日はガラガラで、僕を含めて患者はふたりしかいなかった。

いつもは、ものの数分で終るのに、今日は「お父さん」が饒舌(性格的にはそもそも饒舌なんだけど/笑)で、僕の亡くなった両親のこと、僕の既往症のことなどを話し、「そうか。だったら、ターゲットはこの辺だな。だんだん絞り込めて来たね/笑」という感じで「問診」をしてくれて、「こんなにゆっくりしてて、次の患者さんを待たせていないだろうか・・・」と心配してしまうほどだったが、なんと、その時点では、患者は僕ひとりになっていたようだ。

さて、「お父さん」との充実した「会話」を済ませて居心地の良い「医院」を出た後は、月末の支払いで銀行へ。

こちらは、だいたい「想定の範囲内」の混み具合。iPhoneでTLを読んでいるうちに、すぐに僕の番が来た。

銀行の次は「整形外科」へ「リハビリ」に。これまた空いている。

どうやら、今月下旬になってから、小さな病院(医院)は、患者さんが少なくなっているようだ。

新型インフルエンザも一段落し、年末年始で体調を崩した人達も、通常モードに戻ったということだろうか?

さて、銀行を挟んでクリニックをハシゴした後は、加湿器のフィルターと加湿器をもう一台買うために渋谷のビックカメラへ。

実際、そこそこ待たされたんだけど、iPhoneでTLを読んでいるうちに、「お待たせして申し訳ありません」と言って、店員さんが梱包した加湿器を持ってきてくれた。

iPhoneというかTwitterのお陰で待ちくたびれ感はなかったのだけど、肉体的には「持病の腰」が痛くなり、嵩張り重たい加湿器を持って混んでいる山手線に乗るのは嫌だな・・・と思い、一瞬、タクシーで帰ろうか?と思ったが、たいした稼ぎもないくせに、それは贅沢!と思い直し、えっちらほっちら、電車で帰ってきた。

タクシー代をケチったついでに「昼飯代」もケチろうと思い、近所のスーパーでレトルトのカレーやハヤシライスを買い込み帰宅すると、「ご飯」がないことに気づく・・・。

仕方なく、近所にある「オーガニックなレストラン」に行き、1,000円のランチを食べる。タクシー代がお昼ご飯に化けたわけだ。

ところで、僕は意図してそうしているわけではないのだが、オフィスや住まいの近所に必ず、行きつけのお店ができる。

下北沢でも久我山でも中目黒でも代官山でも池尻大橋でも青山でも、どこでもあった。

そして、それらのお店には、今でも時々、行っている。さすがに、久我山のお店には滅多に行かないけど・・・。

さて、遅いランチを済ませると、時計の針は、もう16時。

保育園のお迎えの時間まで、あと1時間半しかない。

実は、来週水曜日のJAGAT主催のカンファレンスでの講演資料(と言っても、僕はモデレーターなので、大した資料は要らないんだけど)の締切が今日で、ギリギリ、駆け込みで送付した。

そんなことで、今日はもうお終い。

子供がいると、一日はアッという間に過ぎて行く。「夜」は「自分の時間にはならない」のだ。

小さなお子さんをお持ちのお母さん方は毎日のことだが、夜は、子供を寝かしつけながら、どうしても、自分も寝てしまう。

で、こうして、23時過ぎに起きてきて、メールをチェックし、返事を書き、ブログを書いている。

・・・と、かなりご機嫌な様子で妻が帰宅した。

気がつくと、もう眠っている。化粧は落としたのだろうか?

明日、二日酔いでないことを祈る。