朝青龍のガッツポーズ。

「朝青龍」が4場所ぶりの優勝を飾った。無条件に素晴らしい。

さて、その朝青龍、嬉しさのあまり、ガッツポーズをしたことが、また、問題視されているという。

相撲は「礼儀」を重んじるスポーツであることは勿論わかるが、一生懸命、それも、人並みならぬ努力が報われたことを素直に表現するのが、それほど「礼儀」に反するのだろうか?

僕には、どうしても受け入れ難い。

日本人の奥ゆかしさや感情を表に出さないところは美徳なのかもしれないが、自分の感情を素直に表現してはいけないという社会的風潮は抑圧を生み、ストレス過多社会に繋がっているのではないだろうか?

大切にすべき伝統や慣習があることは理解できるが、「相撲」が既に「国際的スポーツ」になっている以上、もっと柔軟に考えてもいいような気がするのは、僕だけだろうか?

嬉しさを身体で表現してはいけない(押し殺す)というのは、不健康ではないだろうか?

ジェントルマンのスポーツと言われる「ゴルフ」では、ガッツポーズをする選手に苦言を呈するとは聞いたことがない。