「丸山茂樹」。

僕が好きな選手のひとりだ。

その「丸山茂樹」選手に関する3回連載記事が、日経新聞の夕刊に載っていた。

米国で丸9年戦い、3勝をあげ、昨シーズン途中から日本ツアーに復帰した。

しかし、「熱しやすく冷めやすい」日本では、「石川遼」選手一色。

日本ツアーの永久シード保持者のひとり「倉本昌弘」プロ曰く、「日本での評価は低すぎる」という。

丸山選手本人も「(米ツアー3勝で)ゴルフ界に貢献したと言われても、日本に帰ったら9勝の選手だから」と、屈折した思いを抱えているようだ。

でも、日経新聞が連載したように、これからの丸山茂樹プロに期待している人は、たくさんいると思う。

「日本は3,000メートル級だけど、8,000メートル級の山を相手に闘ってきたダメージは大きい」と言う一方、「現実を受け止め、新しい丸山をつくろうと前向きになりつつある。このままでは終らない」と、丸山選手の親友でもある「深堀圭一郎」選手は言っている。

米国での1勝は、日本での10勝ぐらいの重みがあるはずである。そう考えれば、39勝である。

彼のような生き方は、僕らに「勇気と自信」を与えてくれる。