東京の「空き地」。

最近、都心部に大きな「空き地」が目立つようになった。

「古いビル」を取り壊した「跡地」である。つまり、「新しいビル」を建てようということだ。

おそらく、それらのプロジェクトの意思決定をしたのは、1年前ぐらいだろう。

その時は、まさか、こんな経済情勢になるとは、思ってもいなかったはずである。

はたして、予定通り、新しいビルは建つのだろうか?

因みに、伊藤忠商事は、オフィスビル運営事業に「再参入」するらしい。

「都心」に建つ「最新設備」を競う大規模ビルは、月坪:4~6万円(賃料)もする。

伊藤忠商事は、コスト削減のためにオフィス移転を考えている中小企業向けの「小規模ビル(同:2万円程度)」を建て、それらの需要を取り込もうという戦略だという。

既存の小規模ビルは、構造的にI.T.化に限界があり、そこに「市場」があるということだ。

数年後には、色々な意味で、世の中が大きく変わっているだろう。

その時に、生き残っていられるよう、今が頑張り時である。