「アレン・マイナーさん」の壮行会。

この週末は、今秋にある臨床心理士の資格試験の勉強のため妻が予備校に行っており、僕が子守り当番だった。

土曜日の午前中は保育園の夏祭りがあり、親子3人で出掛けた。

夏祭りが終わって近所で簡単に昼食を済ませた後、妻は予備校に。駅まで送ったまではよかったが、子供が一緒に行くと騒ぎだし、終いには泣き出してしまう。

何とかなだめつつ、ベビーカーを押しながら家に向かう途中で彼は眠りにつく。家に着き、仕事のメールをチェックした後、僕も少し昼寝をした。

昼寝から起きた後は、先週末に買った「電動アシスト付き自転車」の後ろに子供を乗せて、自宅の周辺を走った後、近所の公園で子供を遊ばせた。

一度、帰宅して暫くした後、子供を連れてサンブリッジ創業者のアレン・マイナーさんの壮行会へ出掛けた。

会場には、僕の知り合いのベンチャー仲間も何人か来ており、我が子は少々緊張気味。最初は「お名前は?」「何才?」と尋ねられても顔を背けていたが、徐々に慣れてきて、元気に答えていた。

ところで、アレンは、子供の教育のことや自分が新たにやりたいことがあるらしく、米国に戻るらしい。サンブリッッジも立派に成長し、後継者である永山さんに経営を託せるのは幸せなことだと思う。

ところで、アレンの壮行会の場所は、なんと、僕がドリームビジョンの設立記念パーティを行った、天王洲にある船上レストラン

そして、ドリームビジョンの設立記念パーティの乾杯のスピーチは、アレンにお願いした。

会場で「まさかこんなことで、このレストランに来ることになるとは思っていませんでしたよ」と話したら、「あの時、とてもステキな場所だと思ったので、パクリました(笑)」と言っていた。

この後も、月に1度は日本に帰ってくるらしいので、また、何かの機会に会うことがあるだろう。

さて、日曜日の今日は、予備校に行く妻を子供とふたりで見送った後、ハイアンドローチェアーなる「乳幼児」を乗せる椅子を持って、弟の家に向かった。

実は数日前、彼ら夫妻に「第二子」が誕生し、僕らは不要になったその椅子を持っていた。

弟の長男と僕らの子供(従兄弟同士)で少し遊ばせた後、弟の奥さんが入院している病院に向かい、彼らの二男と面会。元気そうな赤ちゃんだった。こうして、家族の歴史が刻まれていくんだということを実感した。

僕たち夫婦の諸事情を考えると、残念ながら、我が子にとっての弟は難しい。彼には、申し訳なく思う。

さて、病院を後にして10分も経たない内に、子供はチャイルドシートで昼寝を始めた。

僕も睡魔と戦いながら自宅まで運転し、子供をベッドに運んだ後は、僕も昼寝。1時間ちょっと寝ただろうか。

昼寝から起きた子供は、母親がいないことを思い出したのか「お母さん」を連発。

仕方なく、「ボール、ポーンのお店(ゴルフショップ)に行って、その後、お母さんを迎えに行く?」と言ったところ、「行く」と言って機嫌を直す。

ゴルフショップで子供と一緒にパターを打っていると、なんと、出井さんとお会いした。

「出井さんですよね。先日、福岡でお会いしました」と声をかけると、「そうでしたね。お子さんですか?可愛いですね」。

パターを買いに来ていたようだったが、時々、来ているらしく、店員さんと親しげに話しをされていた。

ゴルフショップを出た後は、妻を迎えに新宿に向かう。ガソリン価格高騰のせいだろう。道は空いていた。

予備校の前にクルマを停め、妻を待っていると、学生時代の友人(と言っても、彼・彼女たちは、妻よりも10才以上若い/笑)が建物から出て来て、子供と会話を始めた。何度か自宅に遊びに来てくれた友達もいて、彼も覚えていたようだ。

さて、こんなことで、今週末は丸々、子供と一緒に過ごしたが、さすがに、子供と向き合うのはエネルギーを消耗する。

昨夜は風呂に入る元気もなく寝てしまったが、今日は何とか風呂にも入り、こうしてブログを書いている。

一方、子供と一緒に過ごしていても、頭の中は仕事のこと離れない。

今までとは異なり、自分の好きなことに取り組み始めたので、それも苦ではない。

やはり、自分が本当に好きなことでなければ、努力も出来ないし、成功も覚束ない。

丸2日間、子供と過ごしながら、そんなことを考えた。

明日から、また、新しい一週間が始まる。

一日一日を大切にしたい。