社員のみんなへの手紙。

多くの会社がそうだったと思うが、ドリームビジョンも今日で仕事納め。17時から近所のカフェで「納会兼忘年会」を行った。

インターンや派遣社員、契約ベースの方も含めて、計10名での会食。僕にとっては、今年一年で最も楽しい会合だった。

ところで、僕はその納会に、約1時間ほど遅れて参加した。

今日の参加者全員に、僕の下手な字で手紙を書き、気持ちばかりのプレゼントを会社の封筒に入れて手渡した。その準備の時間を日中に取れなかった。

みんな、とても喜んでくれていたように思う。

ところで、仕事納めで大掃除の今日、僕の人生において、とても大きな影響をもたらしているふたりが、当社のオフィスに訪れた。

ひとりは、インタースコープ共同創業者の山川さん。

もうひとりは、当社の監査役でもあり、僕にとって最初の起業時のパートナーだった堀水。

こういう日に会う人とは、何かの「意味」があるのだと思う。

山川さんとの話しでは、経営とは結局、人間の営みであり、能力云々を超えた「人間力」の世界だということを、改めて確認した。

堀水は、オフィスのすぐ近くから突然に電話をしてきて、予定外の来社だった。

その堀水との会話を通じて、自分でも想定していなかった「構想」が、自分の口をついて出た。

しかし、よく考えてみると、その構想は「概念」としては10年前から持っていたことであり、それが「具体的」なモデルとして、僕の口から出たということだ。

ここ数ヶ月、一生懸命に来期以降の事業を考えてきたことにより、潜在意識にあったことが、堀水との会話で触発されたのだと思う。そして、納会の席で、その話をした。

また、企業理念に関しても、僕の「想い」はそのままに、もっとシンプルで分かり易い表現はないかと考えてきた結果、数日前に辿り着いたセンテンスを、僕と近い席に座っていたメンバーにお披露目した。

これからも、迷ったり、怖くなったり、躊躇したりすると思うが、最後の最後は「可能性に賭ける」という姿勢を忘れずに、来年は「意識の変化」だけでなく、実際の「現れ」において「変化」を実現したいと思う。