宮崎県の「東国原」知事

昨日から宮崎に来ている。現IVS(旧NILS)に参加するためだ。

お馴染の顔ぶれも新しい人たちもいて、賑わっている。

さて、昨日は、元「そのまんま東」の「東国原」宮崎県知事が、挨拶に見えられた。

本カンファレンスの規約により、カンファレンスでの内容を無許可でブログ等に記載することは禁じられているので、「東国原」知事に対する僕の個人的な印象を伝えたいと思う。

彼は、とても頭の良い人なのだろう。芸能界というまったく異なる世界にいた人にも係わらず、知事というか政治家としての風格というか存在感というか「オーラ」が感じられた。話しも、とても上手だった。

やはり、「OS(Operating System/汎用的基礎能力)」に優れる人は、それを「他の分野」にアプライ(応用・適用)することが上手なのだろう。

素晴らしい才能の持ち主だと思ったと同時に、彼のような「集客力」を持つ方を県知事に迎えられたことは、宮崎県にとって大きなメリットになるだろうと思った。宮崎とは、このカンファレンス以外に縁はないが、僕も応援したいと思う。

ところで、今朝ほど、僕の好きな「宋 文洲」さんのメルマガ第85号が届いた。

今号のテーマは、~「自立」は「孤独」の代名詞~。

ここでいう「自立」は「精神的自立」であり、マスコミや他人や第三者の意見を鵜呑みにせず、常に、自分の考えで判断し、行動する、ということを意味している。

また、リーダーは、どんな判断をしても必ず「反対勢力」が存在するし、どんな施策をとっても必ず「失点」がついてまわる。リーダーには勝利も失敗もなく、あるのは一喜一憂を抑えての前進のみだと主張されている。

そして、そのことはイコール「孤独」を意味する。

しかし、これは、何も「リーダーに限ったことではない」と思う。

振り返ってみると、僕はサラリーマン時代(特に、ODSというコンサルティングファーム時代)も、ある意味で「孤独」を感じていたし、それは「自立」を求められる「職場環境」だったからだと思う。

そう、「環境」の力は大きい。

そして、自分にとっての「環境」は、自分で自分を律する(自律)ことで創り出すものである。

言うは易し、行うは難し。

「東国原」宮崎県知事にも、この宮崎という県をより良い「環境」にするために、是非とも頑張っていただきたいと思う。