Long way to go.

今日のエントリーのタイトルである「Long way to go.(まだまだ先は長い。今日は自分に負けたかもしれないが、チャンスはいくらでもある)」は、日曜日のABCチャンピオンシップで優勝したフランキー・ミノザ(47才)が、優勝インタビューでプレイオフで闘った20才の若きドンファンに対する感想で言っていた言葉である。

確かに、ドンファンには、まだまだ長い道のりが待っているし、チャンスも試練もたくさんあるだろう。

ところで、ドリームビジョンでは現在、ウェブサイトのリニュアルを進めており、今日は現在のウェブサイトのコンテンツを改めて読み返していた。僕の担当となっている原稿を書くに際し、創業から現在までの「1年半」の歩みを振り返るためだ。

その時は勢いというか、僕の理想に近い人という意味で協力を打診したわけであるが、ドリームビジョンの創業を記念して行った「トークセッション」なるイベントに、マネックスの松本さんが来てくれたことは、何とも言葉に言い表せないものがある。

何と言っても、フォーブスだったか何かが、21世紀の世界をリードする若手経営者25人のひとりに選んだ人である。その松本さんが、多忙なスケジュールの合間を縫って、ドリームビジョン主催のイベントに来てくれたのである。

さて、話しは変わるが、僕が28才で起業した時、そして、30代半ばの僕の人生で最も貧乏で辛かった時、その数年後に、ベンチャーキャピタルから億単位のお金を集めて事業を行うことになるとは、そして、マネックスの松本さんのような方が自分の会社が主催するイベントに来てくれるようになるとは、夢にも思わなかった。

そういう意味では、28才から現在(44才)までの道程は、まさしく、Long way to go. であり、辛いことも楽しいこともたくさんあったし、そう考えると、僕がこれからの人生で実現しようと思っていることも、決して出来ないことではないと思える。

その一方、たしかに大変な苦労があったのは紛れもない事実であるが、こんな幸運が、また、訪れるのだろうか?と思うこともある。

最近、30代半ばの超貧乏な頃のことを考えると、とても怖くなることがある。あの頃と較べたら、今の生活はまさしく天国である。

「感謝の心」と「謙虚な心」を忘れないようにしたい。