久しぶりのベンチャーキャピタル。

マンション暮らしの僕らは庭があるわけではないが、窓から見える欅の木が少しずつ色づいており、秋の深まりを感じさせる。

ここのところ慌ただしい日々を過ごしているが、季節の変化を感じると、心に余裕を持つことができる。今の母親が以前、「自然に咲く花を美しいと感じる心があれば、人間は生きていける」と言っていたことがある。窓の外の欅を見て、そのことを思い出した。

ところで、昨日は、あるベンチャーキャピタルの方とお会いした。

実は昨晩、そのことを書いていたのだが、自分が感じていることを上手く表現できず、アップロードせずに残してある。

僕はインタースコープ時代、創業の頃から最後まで、日常的にベンチャーキャピタルの方々との接点があったが、ドリームビジョンを設立してからは、以前より懇意にしている方々や、たまに、外交で来訪される方々と、ラソナに出資をしていただいているベンチャーキャピタルの方々を除き、経営上での接点はない。

昨日の面談目的は当社の資金調達ではないが、Web2.0時代における投資判断やウェブサービス以外の投資案件の傾向等、僕が「プレーヤー(起業家)」として皮膚感覚で感じていたことを、キャピタリスト(投資家)の立場から構造的に説明をしていただき、今後の事業を考える上で、とても多くの示唆を頂いた。

実はドリームビジョンは12月決算であり、来期に向けての構想を練っており、その一環として、あるフィージビリティスタディを進めている。昨日の話しは、そのスタディに対しても参考になった。

窓外の欅の木の紅葉は、間違いなく転換期にいるであろう僕にとって、単なる季節の移ろい以上のことを感じさせる。

追伸:そういえば、昨晩、坊主頭のりょうへいさんから留守電にメッセージがあった。あとで電話をしてみようと思う。