「運命」は変えられるか?

今日の夕方、ちょっとした用があり、渋谷警察署を訪ねた。

その帰り道、すぐ横の立体交差点の歩道橋を歩いている女子高生を見て、自分が高校生だった頃を思い出した。

東京に親戚や友達がいたので夏休みや春休みには遊びにきたりしていたが、その頃、渋谷の立体交差点のスロープを見ながら、都会のダイナミズムを感じていた。

あれから25年が過ぎた今、女子高生が談笑しながら歩いている姿を見て、自分の子供が高校生になった時のことを考えた。

ところで、渋谷警察署に向かう前、中国でビジネスしている方が訪ねて来られた。

彼は、創業メンバーの安田の繋がりで来社されたのだが、お会いしてみると、実は4~5年前、彼が学生だった頃、インターンシップに関するパネルディスカッションで、僕がインターン受入企業の経営者の立場で、彼はインターンをしている学生の立場で会っていたことが分かった。

何と言う「縁」だろう。

その彼と「中国」でのビジネスチャンスに関して話をしたのだが、その彼が言うには、中国では「雲南省」に生まれた人が「上海」に移住(転入)することは「法律」で「制限」されているという。

いったい何という国なのだろう!!!

しかし、雲南省出身の人でも、上海大学の「外部枠(上海以外の人の枠)」に合格すれば、正々堂々と「上海人」なれるらしい。そのため、日本でいう「越境入学」枠の偏差値は、非常に高いという。

一旦、上海人になれれば、その後の人生は「天と地」ほど違ってくる。

そう考えると、日本に生まれたことは、それだけで「幸せ」なことである。

僕の子供が「高校生」になった時、この日本は、どういう国になっているのだろう?

それを決めるのは、僕らの「意志と行動」だ。