東京の銀杏並木

ここのところ、悠生がまた夜中に起きるようになってしまい、それにつき合わされて睡眠不足が続いたせいか、週末から具合が悪くなり、遂に、風邪をひいてしまった。鼻水が出るのと熱が少しある。子育ては「体力」だということを痛感させられる。

ところで、今日は朝から悠生を連れて、お茶の水にある小児科に連れて行った。以前にもブログに書いたが、発達障害の可能性があるということで、1ヶ月程前に連れて行った病院である。

その時は、妻はひとりで連れて行ったが、地下鉄は「エレベーター」がついていない駅が多く、女性がベビーカーを押して、ましてや、離乳食やミルクなどの荷物を持って出掛けるのは、かなり大変である。それで、今日は僕が車で連れていった。今朝は雨が降っていたし・・・。

つい先日も、原宿の駅で外国人の女性が小さな子供をひとり連れて、尚且つ、ベビーカーで赤ちゃんを連れており、どうやって階段を降りようかと困っていたので、ホームまでベビーカーを運んであげた。

僕が通り掛るまでに、何十人という人が通り過ぎたはずだが、誰一人として、彼女に手を差し伸べようとする人はいなかったのだろう。日本人のひとりとして、少々残念に思う。

ところで、恵比寿の自宅からお茶の水までと、お茶の水から恵比寿の保育園までの道すがら、フロントガラスからは、すっかり黄色くなった「銀杏の木」が目にとまった。

たしか、都の樹木になっていたと思うが、都内の道には「銀杏の木」が植えられており、銀杏並木が多いことに改めて気がついた。

いつだったか、とてもお世話になっているデザインクエストの山内さんという方が「子供ができると季節の移り変わりがとてもよく分かる」と言っていたが、そういうことかもしれない。

ところで、話しは変わるが、週末(日曜日)は、元インタースコープ社員のジローと現在も頑張って働いてくれている長島さんの結婚披露宴に参列させていただいた。これも子供ができたせいなのか、彼らの表情に「人生の時間」を感じた。

そして、披露宴の最後に、長島さんがご両親とお兄さん宛の手紙を読んでいたが、最後まで涙を見せず、活き活きとした表情で読んでいた姿がとてもステキだった。

また、詳細は省くが、ちょっとしたハプニングがあったお陰で、悠生を式場まで連れて行くことになり、インタースコープの皆に悠生を会わせることもできたし、とても良い記念になった。

ジロー&長島さん 末永くお幸せに。

ここ最近、自分の中で色々な感情が沸いては消えるというのが繰り返されているが、何となく、何かが変わっていくような気がしている。

今までのような我武者羅さと優しさが取柄の人間から、「静」の中にも「芯(強さ)」がある人間になりたいと思う。