経営者のオーラ

つい先日、ある事業開発の件で、一部上場企業の経営者とお会いする機会があった。

その方とは以前にも何度かお会いしたことがあったが、久しぶりにお会いした先日、経営者としての「オーラ」を感じた。

僕とほぼ同じような年齢であるにもかかわらず、そのオーラはどこから来るのか?ということを、MTG中、ずっと考えていた。

それは、「利益や株価」という「数字」に対する責任からくるものだろうと思う。

言葉の定義にもよるが「起業家」が「夢やビジョン」を最も大切にする人だとしたら、「経営者」は「利益」に対する責任を持ち、「全体最適」を求める人のことを言うのだと考えている。

その方はほぼ「創業経営者」と言ってよいと思うが、以前にも増して「経営者」というオーラを発していた。

自分自身を振り返ってみると「起業家」として「夢やビジョン」を最も大切にしてきたのは間違いないが、「利益」を出すことと「全体最適」を図ることに関しては、及第点に至っていなかったと思っている。

今度の会社は「ドリームビジョン」という社名を冠したわけだが、「利益」を上げることと「全体最適」に拘っていこうという想いを刺激された。

とても貴重な時間だった。