幸せな一日

昨日は11時過ぎに家を出て、神奈川県相模原市の津久井湖の近くにある「串川中学校」を訪問し、総合学習の一環としての「人生の先輩から学ぶ」という職業講話にて話しをさせて頂いた。

対象は3年生だったが、みんなとても熱心に僕の話しを聴いてくれていた。彼・彼女達にとって少しでも何かのヒントになったようであれば嬉しく思う。

「嬉しく思う」ということでは、昨日、帰宅してからメールをチェックしたところ、僕のブログにコメントがあったことを知らせるメールが届いており、なんと、串側中学校の生徒の方からのコメントだった。

きっと僕の名前かドリームビジョンかで検索をして、僕のブログを発見したのだろう。まさしく、WEB2.0時代の恩恵を実感した。

串川中学校の後は、慶応大学のビジネススクールにて、起業に関する講演をさせて頂いた。

同じ日に、中学校とビジネススクールでの講演というのは、ダイナミックレンジが広く、頭と心の切り替えが少々大変だったが、こちらでも素晴らしい時間を過ごすことができた。

今回の件を企画して頂いた下垣内さんには心からお礼を申し上げたいと思う。ありがとうございました。

MBAというのは、ビジネスをどうマネージするか?ということであり、どちらかと言うと大企業の経営幹部を志向する方々に有益なカリキュラムではないかと思うが、そこに「起業」や「アントレプレナーシップ」「チャレンジ」といった「マインド」を醸成する要素を盛り込んだ方が、日本社会においては効果的ではないかと思う。

インタービジョンの創業者であり、戦争という「極限状態」において、どのようなタイプの人間を組み合わせると最強のチームが出来るかという実践的理論を開発し、米国ペンタゴンの顧問を務めたこともある小林さんという方の講演で聴いた話しであるが、MBAというのは、リーダーシップはあるがマネジメント的スキルが足りない傾向にあるアメリカ人向けに開発されたカリキュラムであり、マネジメント的スキルはある日本人には、むしろ、リーダーシップを学ぶカリキュラムが必要であると言っていた。

そういう意味でも、僕は将来、今までの日本にはない新しい概念と仕組みの大学を創設したいと思っている。

そんな僕の話しが、少しでもKBSの皆さんのお役に立ったようであれば嬉しく思う。