最後は「人」で決める。

先日、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組を見た。

出演者は、ザインエレクトロニクスの飯塚哲哉さん。彼が出るから見たと言っていい。

僕は飯塚さんとは話しをしたことがないが、EOY等のベンチャー関連のイベント会場では何度も居合わせたことがある。飯塚さんは朴訥とした方で華やかさはないが、信念のようなものを感じさせる方だ。

彼は、43才の時、東芝の事業部長のポジションを捨て、起業をされたそうだ。ちょうど今の僕の年齢である。

そんなこともあり、親近感を持った。

番組の中で紹介された彼の「言葉=信念」で印象に残ったものがある。

特に印象的だったのは、
「最後は人で決める」
「どんな相手も切り捨てない」
「金にこだわらないやつは本気でビジネスを考えていない」
という言葉。

それ以外では、
「甘い言葉を吐くやつは信用できない」
「信じられるのは、自分にも相手にも厳しい人間」
「朝令暮改」
など。

そして、何よりも僕が驚いたのは、来年59才になるという事実。とても還暦を迎える人には見えない。
液晶モニター(TV)を通して、エネルギーが伝わってくる。

飯塚さんの生き方を見て、勇気と自信が湧いた。