「丁寧」に生きる。

先週の木曜日、マーケティングジャンクションの吉澤さん、ネオナジーという会社の創業者(現在は退任されている)の木戸さんと僕の3人で会食をした。

この3人は、吉澤さんと木戸さん、木戸さんと僕、僕と吉澤さんという間ではそれぞれ親しくしていたが、3人が共通の知り合いであることを知らずにいた。それで、じゃあ、3人で会いましょう!!!ということになった。

おそらく、それぞれ2人で会った時よりも、会話の内容が多岐に渡り、お互いの人生を「刺激し合い」、何かが生まれたような気がしている。他のふたりも同じようなことを感じていたと思う。

その中で吉澤さんが、とても「意味深い」ことを言っていた(吉澤さんはいつも意味深い話しをしてくれる)。

「すべての価値観と判断は、自分で生み出さなければならない」。
「迷っている、悩んでいる(=自分で考えている)ことは、尊い」。
「孤独と自由」。
「人生は短いかもしれないが、季節はまた巡ってくる」。

なかでも最後の言葉には、感じるものがあった。

ここに挙げた最初の3つに関しては、常日頃から僕もそう思っていることだが、4つ目の言葉に関しては、マジメな話しで考えさせられた。

というか、「人生は短い」と主張してきかない僕に対して、「でも、季節はまた巡ってくる(でしょ!?)」と言ってくれたことは、僕の心に響いた。

たしかに、2度と同じ時間は巡ってこないし、昔の自分には戻れない。

でも、それだからこそ、今の自分の「意味」を感じることができ、そして、違う「夏」を生きることができるように思う。

シャンプーか何かで「あの頃の自分がいた。でも、今の自分の髪が好き」というCMがあったと思うが、そんなことにも通じるような気がする。

やはり、僕にとっては「人生は短い」し、2度と同じ時間は訪れないが、毎年、夏(春夏秋冬)はやってくるので、以前の夏にはできなかったことを「チャレンジ」しようと思えるのかもしれない。

前回のゴルフでは目標スコアを出せなかったが、また、ゴルフをする「チャンス」はあるのである。

焦ること無く、今日の自分に出来ることを着実に行っていくことが、明日の自分を創るということだろう。

物事の原理原則は、極めて「シンプル」に出来ている。

今日の夜は、前刀さんをゲストにお招きしての「オープン講座(初日)」だ!!!

その「瞬間」を楽しみたい。

追伸:吉澤さんが「平石さんは丁寧にやってきたよね」と言っていた。僕は釣った魚に餌をやらない傾向があるので、その言葉をそのまま受け取ることは出来ないが、「生き方」という点においては、たしかに七転び八起きで「丁寧」にやってきたと思う。これからも、その姿勢を忘れずにいようと思う。吉澤さん ありがとうございました!!!