期待値

ワールドカップが終わって、各種マスコミの報道が目に留まる。

中には、単純にジーコ監督や選手の批判をするだけのモノもあり、憤りを感じることも少なくない。自分たちの期待が裏切られたことの反動なのか?

ジャーナリズムというものは本来、ある事実に基づき、ニュートラルな立場あるいは自社の立場を明確にした上で、その出来事の社会的意味を広く報じることが役割のはずであるが、ネガティブなことを書いた方が売れ行きがよいというような風潮があり、それがマーケティングと言えばそれまでだが、何とも残念な気持ちになることがある。

しかし、元を質せば、国民のレベルがそのようなマスコミの体質を作っているわけで、それこそ、マスコミの批判だけをしても始まらない。

「教育こそが社会を変え得る」と思う所以である。たまには短く。