***

HOME > 挑戦する生き方 > 2008年10月 > 本間毅氏vol.2

本間毅氏vol.2

「経営責任」の取り方。

ところで、イエルネットを「解散」するにあたり、本間さんは、ある決断をした。

本間さんは、イエルネットの株式の「50.2%」を保有しており、法的には、解散価値での現金の「50.2%」を受け取る権利を持っていた。それを「放棄」したのである。彼なりの「経営責任」の取り方だった。

潔いと言えば簡単だが、会社を清算し、ただでさえ、精神的に疲弊しきっているなかで、経済的にも丸裸になる選択をすることは、言葉にするほど簡単ではない。

アメリカに住んでいる今、その話をすると、「お前、バカじゃないの?」と言われるそうだ。

上場を途中で取り止めたのも、堀江さんからの買収オファーを断ったのも、解散価値(現金)の50.2%を放棄したのも、そのすべては、本間さんにとって「自分の軸を持つ」ということだったのだろう。

次回に続く。

文章・写真: 株式会社ドリームビジョン 平石郁生

<< 最初へ < 前へ [ 1 ] [ 2 ] [ 3 ] 4 次へ > 最後へ >>

Backnumber バックナンバー

挑戦する生き方

江原理恵氏vol.2
江原理恵氏
最初の転機が訪れる。 さて、持ち前の「反骨精神」で数字を上げていた江原さんだったが、証券会社時代に
江原理恵氏vol.1
江原理恵氏
世界的な経済金融危機が続く中、数ヶ月ぶりに日経平均が1万円を超え、少し明るさを取り戻しつつあるか
塚田寛一氏vol.2
塚田寛一 氏
笠原さんとの出会い。 塚田さんにとって、イー・マーキュリー(現ミクシィ)やペイメントワン(現GMO

市場/事業レポート

歯科業界の現状
はいしゃは、歯医者?敗者?そして、、、 はじめに 今回のレポートは、歯科業界で、”ビジネス”とし
注目される牛乳販売店の機能
マーケティング・チャネルとしての牛乳販売店 牛乳宅配店への注目 インターネットを活用した新興流通
【全4回連載】ホットアフリカ。僕が見たアフリカの今 番外編
【番外編】私が愛したケニアの人々とその生活

PROFILE

本間 毅(ほんま たけし)

Vice President
Sony Media Software & Services
Sony Corporation of America

兼務

ソニー株式会社
コーポレートディベロップメント部
ネットメディア開発担当
チーフプロデューサー

1974年生まれ。中央大学在学中から起業し、1997年にWebインテグレーションを行うイエルネット設立。
黎明期のビットバレーやピーアイエム株式会社(後にヤフージャパンに売却)の設立にも関わる。
2002年、イエルネットの全営業権を譲渡し、2003年、ソニー入社。ネット系事業戦略部門、リテール系新規事業開発等を経て、2005年よりグループ内のネットメディア開発に携わる。社外ベンチャー企業との協業により、Web2.0やBlog/SNS系テクノロジの社内導入を推進する一方、ソニーグループのアセットを活かした新たなネットメディアとしてeyeVio(アイビオ)を立ち上げる。

2008年5月よりSony Corporation of America勤務。サンフランシスコを経て、現在はカリフォルニア州サンディエゴ在住。

連絡先:thonma [at] gmail.com (atはアットマーク)

これまでの取り組み
アスリブ
ライフネット生命
magis
社長ブログ