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保坂高広氏vol.2

「だったらもっと早く言えよ」。

こんなエピソードがある。彼が学生時代に通っていたジムの会長とのやり取りである。

「僕は(アスリブ)を立ち上げる前に、大橋会長に話しに行ったんですよね。大橋会長は、東日本ボクシング協会の会長なんですよ。東日本というと全日本よりも力があるという感じです。『ボクシングを辞めた後、みんな仕事に困っているように見えてしまう。自分がボクシングをやってみて思うし、いろんなボクサーを見て思うし、商社に入って感じたけど、ボクサーには馬力がある。体力はあるし、気合はあるし、根性があるし、最後までやり通す力を持っている。そういう人が実業界に出ないのはもったいない』という想いを言って、そういうセカンドキャリアを支援する会社を立ち上げたいと言った。『だったらもっと早く言えよ。そういうアイデアはもっと早く言えよ。応援するよ』と、すぐにその場で言われました。その時、大橋秀行会長という成功者の人間の器の大きさに、もの凄く感動しました」。

保坂高広氏 <空白> 「自分がボクシングをやってみて思うし、いろんなボクサーを見て思うし、商社に入って感じたけど、ボクサーには馬力がある。
そういう人が実業界に出ないのはもったいない。
そう思ったんです」。

また、MBAの先生のひとりから、日本プロスポーツ協会の方を紹介されて会いにいったところ、「副会長が某ボクシングジムの会長さんだよ。しかも、早稲田OBだよ」という話になったり、また、そもそも、日本プロスポーツ協会の会長は森元首相(早稲田大学OB)だったりと、ネットワークが広がっていったらしい。

「いろいろと、そうやってネットワークが広がっていたので、早稲田のビジネススクールに行ったのは良かったと思いました。結局、知識よりも人脈だと、今はつくづくそう思います」。

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PROFILE

保坂 高広(ほさか たかひろ)

1979年生まれ。東京都出身。神奈川県横浜市にて育つ。

法政大学国際文化学部在学中より、ボクシングを始める。大学卒業後、2003年4月、住友商事のグループ会社に就職。
多忙な毎日を送りつつ、ボクシングジム通いを続ける。
2003年11月、2度目のチャレンジで見事に「プロテストに合格」。スーパーフライ級(52.16kg)のプロボクサーになる。
2005年3月に住友商事のグループ会社を退職。2006年4月より早稲田大学MBAに進み、2008年3月に修了。
現在は、自ら起業した会社の他に、父親から受け継いだ会社を含め、3社の経営にあたっている。

これまでの取り組み
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